ほめの力を最大限に活用するための7つのコツ

子供の嬉しい行動に、親は自然とほめ言葉が出るものですが、それをさらに効果的にすることができます。要は、強化を起こしやすくするコツがあるのです。それらを「やるべきでないこと」「やるべきこと」のリストにしてご紹介しましょう。

■ほめる際にやるべきでないこと
  • 行き当たりばったりでほめる:同じ行動なのにほめたりほめなかったりすると、強化が起こりにくくなります。「人前だから」「忙しいから」という言い訳は、一貫性を失う典型例。子供がうまく学べなくなるので気をつけましょう。
  • 普段の子育てやしつけと混同する:「お着替え」や「歯みがき」でほめているからと言って、その他のことはほめなくていいというわけではありません。これまでのほめは今までどおりしっかり行うことで、うまく進行していきます。
  • ご褒美を乱用する:子供に行動してもらいたいあまりに、高価なご褒美を使う必要はありません。親が自分のことを気にかけてくれているという感覚とほめ言葉が何より強化をスムーズにします。


■ほめる際にやるべきこと
  • 毎回ほめる:「ほめ」としっかりとリンクさせることで行動は強化されていきます。よって、ほめ逃しなくコツコツと続けることが大切です。
  • すぐにほめる:行動の直後に「嬉しいこと」が起こると、強化が起こりやすくなります。よって、上手にできたらすぐにほめることがポイントになります。
  • ほめている理由を明確にする:「すごいね~」「えらいね~」とほめ言葉に一辺倒にせずに、何をしてほめられているかを明確にすると強化が起こりやすくなります。「歯みがき、奥の歯もちゃんと磨けているよ」のように。
  • 年齢に合ったほめ方をする:10歳以下(あくまで目安です)の子には、感情をこめたほめ方が効果的です。抱っこしたり、ハグしたり、なでたり、など。しかし、思春期にさしかかると、人前で派手にほめられるのは格好が悪いと感じやすいので、さりげなくほめるのがおすすめです。
まとめると、「毎回必ず」「すぐに」「分かりやすく」ほめるのがポイントになります。「な~んだ、簡単なことだ」と思うかもしれません。でも、実際にやってみると、その時の気分や忙しさに負けて、ブレが出てきてしまうものです。そこを超えて一貫性を保つことが、強化を効果的に起こす最大のポイント。せっかくほめるのなら、その威力を最大にして、お子さんに良い生活習慣を伝えていってあげましょう。



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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。