入試直前は復習を中心に。入試本番で実力を発揮することが第一
受験本番直前のこの時期、親子でやるべきことを話し合い、迷いなく全力で試験に挑めるようにしておきたい。
念のため、志望大学(学部・学科)ごとに、受験科目と出題範囲をもう一度確認し、教科書や基本的な参考書を使って、要点を押さえておくこと。そのうえで志望校の過去問を何度も解いて慣れておくと、安心につながります。
国公立大学を受験する人は、センター試験本番から自己採点、個別入試の出願手続きと、慌ただしく過ぎていきます。センター試験は、年によって難易度に波がありますので、結果が悪くてもあまり焦りすぎないことが肝心。特に志望校を下げるときには、後悔しないように熟慮しましょう。進路担当の先生とも相談して、最終的に出願する大学を決定してください。
入学までのスケジュールと当日のシミュレーションをしっかりと
入試直前のこの時期、親子でやるべきことを話し合って書き出し、受験から入学までのシミュレーションをしておくことをおすすめします。保護者の方は、入学までにかかる教育費用も忘れずに手配してください。また、志願する大学や試験会場が遠方の場合には、受験旅行の支度を早めにやっておきましょう。全体的な流れを把握するには「受験カレンダー」を利用するのが便利です。これからでも作成して、段取りをよく頭に入れておきましょう。日程だけでなく、必要書類、支払金額、注意するポイントなど、細かい事柄をまとめて書き込んでおくと、後からのチェックにも役立ちます。
本番当日のシミュレーションは、近くなら試験会場まで実際に足を運ぶのが理想的。出かけない場合も、自宅(宿泊先)から試験会場までの交通機関をチェックし、時間の目安をつけましょう。いざというときに備えて、交通機関や駅からの道順などは、複数の経路を調べておくと安心です。
当日の天気や交通など最新情報を確認し、ゆとりを持った行動を
入試の直前は、ふだんの生活リズムを守って万全な体調で挑むことが第一です。特に深夜型で勉強してきた受験生の場合は、午前中の試験に対応できるように、就寝・起床時間を少しずつ調整するように気配りしてください。当日の持ち物は早めに準備しておきましょう。入試で使う受験票や筆記用具、腕時計に加えて、お金、防寒用具、飲み物など、チェックリストを作って確認しながらそろえると確実です。
冬の季節なので、防寒対策は必須です。膝掛けやカイロ、座布団など必要に応じて準備しましょう。逆に試験会場内が暖房で暑くなりすぎることもあるので、服装は脱ぎ着のしやすいものにして、すぐに調整できるようにしましょう。また、乾燥にも要注意。喉の弱い人は、念のためマスクや飴などを持っていくといいでしょう。
入試当日の朝は早めに起きて、天気や交通機関など最新情報を確認しておきましょう。試験への遅刻にはくれぐれもご注意を。必ず時間にゆとりをもって出発すること。交通機関の乱れなど万が一の事態を想定し、遅れたときにどうすればいいのかを、入試要項などで予め確認してください。また、当日の大学(会場)の連絡先電話番号は、必ずメモして持参しましょう。
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