LINEを使う時のポイント
ママ友とリアルな人間関係を築いておくことが一番大切
トラブルを避けるためのポイントは、
○友達自動追加、友だち追加を許可をオフ
○通知が多い場合は通知をオフ
○トークを送る時間帯、頻度に気をつける
○ママ友とリアルな人間関係を築いておく
です。
つながりたくないママ友からLINEが!?
「親しくないママ友がいつの間にかLINEの友達になっており、しょっちゅうトークがくるようになって困っている」と、主婦Aさん。このようなトラブルはよく耳にします。LINEの友だちになる相手は自分で選ぶようにしましょう。LINEアプリを開き、「設定」→「友だち」→「友だち追加」と「友だちへの追加を許可」をオフにしてください。友だちになりたいママ友を選び、「ふるふる」「ID検索」などでつながりましょう。
既読スルーでランチ会に呼ばれない?
主婦Bさんは、元々ケータイやスマホを持ち始めるのが遅く、LINEも最近始めたばかりであまり得意ではありません。筆まめでもないので返事が遅く、それが原因でトラブルにつながってしまいました。ママ友Cさんからのトークがきたので見るだけは見たものの、子供が泣き始めたのをきっかけに、返事を返すのを忘れてしまったのです。それまで呼ばれていたランチ会に呼ばれなくなってしまいました。後でCさんが、「Bさんってトークを送ってもなかなか見ないし、見ても返事を返さない。失礼すぎる。私と会いたくないんでしょ」と言っていたと聞いて、驚いたといいます。
既読を付けたのに返事をしないことは、「既読スルー」と言って嫌われる行為です。「読んだのに返事をしないのは返事をしたくないから。嫌っているか、軽んじているに違いない」ととらえられてしまうためです。そのようなトラブルを避けるためには、事前に「LINE苦手であまり見られないので返事が遅いと思うけど、ごめんね。見たらなるべく早く返事を返すからね」などと断っておくといいでしょう。
逆に、このようなトラブルを恐れて、子供が泣いているのにそっちのけでLINEの返事に躍起になっているママもいると聞きます。それでは本末転倒です。「LINE疲れ」になってしまう前に、そのような無理はしないことです。
LINEはあくまで「リアルの補完ツール」です。リアルの人間関係ができていれば、多少返事が遅いくらいで深刻なトラブルにはならないもの。普段からリアルのコミュニケーションを心がけておきましょう。
寝かしつけしているのに通知がきて子供が起きた……
主婦Dさんは、いつもなかなか寝ない子供の寝かしつけに苦労しています。子供が完全に寝るまでは側を離れることができないため、こっそりスマホを見ているそうです。子供がやっと寝そうになった時、ママ友からのLINEの通知がきて、子供が目を覚ましてしまいました。「見たら大した内容でもなくて。本気で腹が立ちました」とDさん。このようなトラブルを避けるためにはいくつかの注意点があります。LINEはトークを送ると相手にプッシュ通知がいくので、送る時間帯に配慮することです。朝早すぎる時間帯、夜の遅すぎる時間帯は避けるようにしましょう。また、あまりにたくさんのトークを送ると、相手に迷惑をかけてしまうもの。グループ宛にトークを送る頻度や回数はひかえめにしておきましょう。
ママ友からのトークが多くて困っている場合は、通知をオフにするのがおすすめです。通知をオフにしたい人やグループのトーク画面を開き、右上の下向き矢印をタップ。「通知ON」をタップして「通知OFF」にしておきましょう。
グループのトークがなかなか終わらず抜けたい時は、言い訳を言って抜けるのがお勧めです。「旦那(姑)が呼んでいるから」「子供が泣いているので」「電話がかかってきた(宅急便がきた)から」など、誰もが納得して受け入れてくれるような言い訳をすると角が立ちません。後で時間が取れる時にまとめてトークを読み、返事が必要なものには返事を返すといいでしょう。
LINEを使うと、ママ友と親しくなりやすいという効果もあります。困った時には助けてもらうこともあるかもしれません。上手に使ってママ友と良い関係を築いていきましょう。