今年は暖かく過ごしやすい冬だと感じていますが、やっぱり今の季節は温かいものを食べて体の中から温まりたいものです。
温かい料理はたくさんありますが、料理を温かく食べる為のひと工夫は意外と見落としがちです。今年の冬はそこにもこだわりたいですよね。やっと見つけた作家さんの耐熱和食器
やっと大人ぽく渋めでしかもモダンな耐熱和食器に巡り会えたのが昨年末でした。しかも、作家さんのもので、なんとも言えない温かみがあるのです。
作家さんのお名前は清岡幸道さん。滋賀県の作家さんです。焼き締めのような滑らかな詰まった質感、軽くて手に馴染むサイズのこの器。1人分のグラタンなどのオーブン料理はもちろん、深さもしっかりあるのでスープやオイル煮などの液状の料理にも使えます。
オーブンはもちろん直火でも使えるので、ひとり小鍋、湯豆腐なんかにも良さそうです。
これらの耐熱器以外ももちろん素敵で、削ぎ落した緊張感のある美しさ。凛とした器で、でもとてもお料理映えするのです。清岡さんの器は、もりっと盛り付けるよりも楚々とした雰囲気で盛るのが私にはしっくりきます。
耐熱器の魅力
最初に持つならシンプルな耐熱皿がgood
我が家でも使いやすくて一番出番が多いのもこのタイプです。まずは、1つ目として持つ耐熱皿としては、使いまわしのきく、シンプルな白や単色使いにオーバル型やココット型が使いやすくて良いと思います。
2つ目以降に持つべき耐熱器は?
南部鉄のスキレットも出番は多い!!
今の季節柄、熱燗を飲む日も少なくない私としては、ちょっと渋めの落ち着いた耐熱の器をずっとずっと探していました。
気に入るものが見つかるまで「間に合わせ」を持つのが嫌だったので、「和食器の耐熱の器」を見つけるまでは、南部鉄器のスキレットを愛用していました。
流行りのスキレットも耐熱器の1つ
人気のスキレットも耐熱器の1つ
が黒なので結構和の器との相性が良いのです。持ち手までが鉄製だから、直火はもちろん、そのままオーブンにも入れられますよね。
最近人気の、アヒージョやバーニャカウダ、ハンバーグは焼き色を付けてオーブンに入れればそのまま直火で焼くよりもふっくらジューシーだし、そのままテーブルに熱々で出せるのがやっぱりこの時期のごちそうにはいいと思います。
素敵に見せる最後のツメは、敷物
耐熱器の良さは何といってもそのままテーブルに出せるところなのですが、せかっくお気に入りの素敵な器なのに下に敷くものがイケてないとがっかりしますので、こちらもしっかりとこだわってみて欲しいのです。
まずは、シンプルなコットンや麻などの大判のキッチンクロスを折りたたんで敷くのが気軽で失敗しにくいやり方。
あとは、小さ目のカッティングボードを使ったり、木製のトレーの上にクロスを1枚かませるなども私がよくやる方法です。間違っても、、、、実用重視の焦げ跡のついた鍋敷きを使わないように!細部までしっかり気を使ってセレクト&コーディネートしてくださいね。
個展情報:2016年2月 大阪コホロさんにて2人展。9月神宮前shizen さんで1人展を予定。