まじで怖いけど、景色は素敵!
ノースコースとサウスコースがあるようだ。まあ、橋の北側か南側かってことだ。南側はフジテレビなどが見えるが、逆光なので、北側にする。エレベーターの乗り口までくるとこんな貼り紙があった。お手洗いはいっとかなきゃね。というわけで、ノースコースのエレベーターに乗り込む。7階まであがる。なんだかドキドキしてきたぞ。エレベーターを降りると、こんな看板があった。ひえー。
いちおう、カメラのストラップなどを確認。いやぁ、けっこう大変だ。恐怖心がさらに湧き上がってくるけれど、もう行くしかない。えいやぁ、と橋の歩道部分へ。
おっ、先に見えるのはゆりかもめだ。そうそう、いままでずっと上を見上げてきたけれど、ここではゆりかもめを同じ高さで見ることができる。
レインボーブリッジの全長は1.7km。だいたい20分くらいで渡ることができる。ちなみにゆりかもめの路線距離は14.7km。そのまま下を歩くので、約15kmほど歩くことになるだろうか。今回のコースはこちら⇒
一応、歩道の周囲は囲われているので、安全なのだけれど、海面などが見えると足がすくむ。しかも、車の音が激しくて、なかなか声が届かない。「Oくん、これは、MKKSだね~、マジでコワイけど、ケシキはステキ」などと大声で叫んでもOくんは振り向くどころか、歩を速めていく。
実はいい景色はいくつもあったが、ビビッてしまい、なかなかシャッターが押せなかったが、頑張って撮ったのが上の写真。あれは豊洲じゃないのかな。目の前に見えるが、これから大回りをしていくのだ。
だんだん下り坂になっていく。前からゆりかもめがきた。カメラをかまえるも、通り過ぎてしまい、振り返ってシャッターを切る。
この先にはサウスルートへ渡ることができるところに出てくる。「ちょっと行ってみましょうか」とOくん。
南側に出ると、お台場海浜公園とその先にはおなじみ、フジテレビの球体がある有名な社屋が見えてくる。
そんなわけで、サウスルート側へ僕たちは降りた。ああ、地面に足がついてホッとする。Oくんが「なんでお台場っていうんですかね」と聞く。ああ、それは江戸幕府がペリー来航に驚いて、ここに砲台を築いたからだ。まだ整備される前のお台場は、石垣が積まれた砲台跡が残っていた。
潮の香りも漂っている。いい雰囲気に公園があちらこちらにある。そして、その先の駅は台場駅。当然、フジテレビがある。さっきあんなに遠くに見えていたフジテレビだが、やっとここまできた。
いまや観光スポットになっているフジテレビ。この日も修学旅行の生徒たちがいたりした。そして、その先には台場駅が見えてくる。
お台場駅をあとにして、さらに進めば、ちょと不思議な光景に出会った。まるで、日本ではない景色。
Oくんが、「ここはもう品川区ですね」と言った。そうか、さっきまでは港区だったものね。その先にあるのが船の科学館だ。かつて、Oくんはよく来ていたそうだ。
以前はここに青函連絡船の要諦丸も展示されていたようだ。Oくんから話を聞き、楽しみにやってきたが、今はもうここにはいない。解体されてしまったようだ。さらに本館も2011年から、展示を中止しているようだ。残念!
さて、次ページでは、意外な場所でお昼をいただきます。