建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

四半世紀を経た自邸にアトリエを増築[つくばの家](4ページ目)

つくば市の郊外に建つ、建築家の小平惠一さんのご自邸です。母屋は1990年に完成し、その14年後、玄関脇の小さな仕事場が手狭になり、テラスを挟むようにして独立した2階建てのアトリエを増築しました。

執筆者:川畑 博哉

母屋とアトリエを繋ぐテラス


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テラス
1. 125mm×40mmの米杉材を並べたウッドデッキのテラス。正面にはヤマボウシの樹が植えられている。
テラス
2. テラスの南側から母屋を見返す。1階の引戸は外壁側に引き込まれて、フルオープンになる。
テラス
3. 母屋からアイストップの壁がテラスに張り出す。幅は80cm、高さは4.4m。
テラス
4. テラスの南側は、ウッドデッキと幅を揃えた連続するスチールの溝型鋼が自立して隣家を隔てる。高さは1.8m。
テラス
5. 母屋からテラス越しに見たアトリエ。


母屋が完成した時のコンクリートのテラスには米杉材が並べられ、母屋と増築のアトリエを繋ぐウッドデッキとなっています。間口は約3m、南北の奥行きは7.6m。南側はウッドデッキと寸法を揃えたスチールの溝型鋼が立ち上がって、隣家との目隠しとなっています。
雨の日の母屋からアトリエへの移動には傘をさすことになりますが、あえて屋根は設けていません。

◆建築データと建築家プロフィール


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