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2歳児の友達との関わり……トラブルが絶えず、遊びに行けない!
2歳児を遊ばせるのに、疲れていませんか?
2歳になると歩行も安定し、体力もついてきます。色々なことに興味が広がり、遊ぶことが楽しくてたまらないお年ごろ。それと同時に、お友達との「関わり」を育む時期なので、多少のストレスもつきものです。子どものエネルギー発散と心の成長のバランス。2歳児の遊びは、この2つが満たされるように、工夫するのがポイントです。
のびのび遊ばせたい時の遊び場選び
子どもが持つ「遊びの欲求」を満たすために、児童館や支援センターを利用するなら、人の少ない時間を狙うのがオススメです。児童館や支援センターの利用には波があります。利用者が少ない曜日や時間帯がありますので、スタッフの方に事情を話して、人の少ない時間帯を教えてもらうのも良いでしょう。長い時間遊べなくても、思い切り自由に遊べる時間を持つことは、子どもにとってストレス発散にもなります。そして、公園の場合は朝早くがオススメ。誰もいない所でのびのび遊ぶことで、子どもの遊びが満たされます。たまには「順番」を気にせず、好きなだけブランコに乗せてあげられると、ママも嬉しいですよね。ママの心に余裕がない時、子どもに向き合うエネルギーが無いときには、無理する必要はありません。時間帯や場所を選ぶなど工夫をしてみましょう。
お友達との関わりはママのサポート付きで
そして、「人との関わり」を伸ばすためには、やはりお友達と遊ぶ体験も欠かせません。児童館や支援センター、子供が集まる所に行くと、同じ位の月齢のお友達と会うことができます。子ども同士、刺激をしあうのはとても良いこと。しかしながら、イヤイヤ期の場合、お互いに「いや!」「ダメ!」と言い合うため、ママの関わりは必須です。いつお友達を叩くかはわからない、おもちゃのトラブルが多いという場合は、つきっきりで過ごしたほうが安心。ママの心が元気な時に、「今日は付き合うぞ!」という気持ちで望むと良いでしょう。2歳児は同じ空間にいても、それぞれ別の遊びを展開する「平行遊び」の時期。まだまだ子ども同士でのやり取りは未熟なため、おもちゃの取り合いや、お友達を叩いてしまう等、トラブルが多くなります。子ども同士の関わる力を伸ばすためにも、ママが間に入って「通訳」になってあげると良いでしょう。我が子の気持ちを汲み取り、相手の子に伝えてあげる。相手の子の気持ちを代弁して、お子さんにわかるように伝えてあげる。子どもの橋渡しをするようなイメージで関わると良いでしょう。
また、おもちゃを貸して欲しい時は「かして」、ブランコを使う時には「順番」、悪いことをした時には「ごめんね」等。一連のやり取りを、大人が見せてあげることで、お友達と関わる力がぐっと伸びます。子どもに言うように促す前に、まずはママがモデルになってあげると良いでしょう。
子どもの成長をサポートしつつ、ママのケアもお忘れなく!
2歳児に付き合うのは、体力も気力も必要です。いつも頑張り続ける必要はありません。ポイントをしっかりおさえて、関わりにメリハリをつけることも大切です。昼間たっぷりお子さんに付き合った後は、ママのための時間。自分のケアもお忘れなく!【関連記事】