株・株式投資/株初心者必見!少額投資におすすめな銘柄

冬のボーナスで買いたい10万円銘柄ベスト3

8月の調整から立ち直り、再び8月につけた高値が視野に入る日本株ですが、ここからどのような銘柄を買えば良いでしょうか? 今回はボーナス10万円前後で買うことができる、ガイドが選ぶ銘柄ベスト3をご紹介します

戸松 信博

執筆者:戸松 信博

外国株・中国株ガイド

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冬のボーナスで買いたい10万円銘柄ベスト3

冬のボーナスで買いたい10万円銘柄ベスト3!少額で買えるだけでなく、どれも内容の良い銘柄です!

冬のボーナスで買いたい10万円銘柄ベスト3!少額で買えるだけでなく、どれも内容の良い銘柄です!

リスクオン相場継続!日経平均は2万円台回復へ
でも書きましたが、8月の調整から立ち直り、再び年初来高値更新が視野に入る日本株ですが、ここからどのような銘柄を買えば良いでしょうか? 今回はボーナス10万円前後で買うことができる、ガイドが選ぶ銘柄ベスト3をご紹介します。

株価は2015年11月19日(木)の終値で計算しています。それでは、第3位から順にご紹介していきましょう。

第3位 パイオニア(東証1部<6773>)

【2015年11月19日株価】 331円
【最低投資額】 100株=3万3100円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 0円
【2015年予想PER】 122.6倍

音響機器は同業のオンキヨーに売却し、カーエレクトロニクス事業に特化しています。カーエレクトロニクス業界は従来のカーオーディオやカーナビ市場は縮小傾向にありますが、その一方で中長期的にクラウドサービス、車載カメラ、地図、カーナビゲーション等の情報系システムと、ADAS(カメラやレーダをベースとした先進運転支援システム)などの制御系の技術を統合した次世代車載システムが普及すると見られています。

自動車は今後のIoTの主力分野となり、車の中は半導体で埋め尽くされるようになります。同時に自動運転という別角度からの成長機会もあり、同社は長期的に成長できる余地が大きいと思います。

同社の強味はカーナビゲーション向けの地図製作子会社を保有していることです。カーナビゲーション向けの地図製作は、トヨタを除けばゼンリンと同社子会社の寡占状態にあります。グループ内で製作できるのでコスト安く、それになんといっても情報データが豊富にあります。このビッグデータを活用し、今後、カーナビゲーション等の情報系システムや自動走行システムやに活用することができる点で優位性があると言えます。

第2位 UTグループ(東証ジャスダック<2146>)

【2015年11月19日株価】 593円
【最低投資額】 100株=5万9300円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 0円
【2015年予想PER】 17.3倍

同社は傘下に、製造アウトソーシングサービス、設計開発事業、建設事業などそれぞれの分野の会社を置く持ち株会社です。既に製造派遣事業、特に半導体分野において業界トップの座を築いていますが、今後も維持できると思います。というのも、同社に在籍する社員の離職率が低いことをはじめ、専門的知識や技能の教育を行う制度が充実している事などを考えると業界内での信用が高く、他社の追随を許さないと思うからです。

株価は8月以降調整を続けてきましたが、ようやく下値支持線となることの多い200日移動平均線まで調整してきたところです。まずは株価がここで下げ止まるかを確認し、上昇転換が確認できれば購入を検討すると良いと思います。

第1位 ネクスト(東証1部<2120>)

【2015年11月19日株価】 982円
【最低投資額】 100株=9万8200円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 4.71円(予想配当利回り:0.48%)
【2015年予想PER】 41.7倍

掲載物件数No.1を武器に業績拡大する不動産情報サービス企業です。同社は利用者からの問合わせ数に応じて加盟店に課金する「問合せ課金」形式の収益モデルを採用しています。他社の掲載件数課金モデルでは、加盟店側も載せれば載せるほどコスト増となるため、掲載を注文する件数には限界が出やすいと思います。一方で同社のお問い合わせ課金モデルだと、基本料金と問い合わせ件数に応じたコストだけなので、加盟店側もできるだけ多くの物件掲載を注文することができるということになります。

そうすると、同社の掲載件数はさらに増加し、集客力が一層強化されます。集客力が強いことがわかると加盟店が増え、掲載物件数はまた増え、利用者側にとっても、このサイトは物件が豊富だということになり問い合わせが増加する、こうしてスパイラル的に業績が拡大していける基盤を同社は有しています。

中長期では、ユーザーシェアNo.1に向け投資を継続。EBITDA(償却前営業利益)率28%を目指すとしています。2015年は投資の年として買収などを活発化させており、2016年は利益回収の年としていますので、中長期的に見ても期待できると思います。

参考:グローバルリンクアドバイザーズの最新投資ブログ

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