大掃除アドヴェント・カレンダーを作ろう
街にジングルベルの歌が流れる頃。クリスマスを祝うお宅では、そろそろ飾りつけを始めたかもしれませんね。クリスマスに心躍る季節は同時に、お正月の準備と大掃除に段取りに追われるシーズンでもあります。家事や仕事の忙しさとあいまって、ついつい憂鬱な気分になってしまう方も多いのでは?
今年は、大掃除を楽しむ「大掃除アドヴェント・カレンダー」を作って、家族で乗り切りませんか。
アドヴェント・カレンダーって?
輸入食品のお店などでは、クリスマス前の時期に店頭に並ぶこのカラフルな「アドヴェント・カレンダー」。アドヴェント(待降節)とは、「キリストの誕生を待ち望む期間」を意味し、市販されているアドヴェント・カレンダーは、一般に12月1日から24日まで、1日ごとに窓を開けると小さなお菓子や詩などが現れる仕掛けになっています。クリスマスを待ち望む子供たちにとって、楽しいカレンダーですね。大掃除アドヴェント・カレンダーの作り方
今年は、市販のアドヴェント・カレンダーを流用して、大掃除に活用してみませんか?まず、大掃除の対象となる場所を割り出し、1日(あるいは半日)で作業できる量に分けます。忙しい平日なら、30分~1時間程度の作業を割り当てるのが適当ですね。
それを小さな付せんに書き出し、切り開いたカレンダーの窓の裏に貼りつけて、再び閉めておきます。そして、家族と「必ずやりとげよう!」と結団式を行います。
朝、家族と一緒に窓を開けたら、各自がその日のうちに自分の分担を実行する → 粛々と大掃除完了!!
ごほうびを仕込んでも…
とはいえ、なかなかそううまくはいかないかもしれません。特に、「換気扇」とか、「外回りの水洗い」なんていうヘビーなパートは、カレンダーのちっちゃなチョコ以外にも何かごほうびがないと、心折れちゃうかも…。そこで、ヘビーな掃除箇所は「大当たり」として、特別に何かごほうびをもらえることにしてはどうでしょう。
「1月にホームパーティーをする」
「あのブランドでお買い物」
「秘蔵のワインを開けていい」
とか…。
大掃除のためにモノを増やさない
毎日、キャーキャー言いながらカレンダーを開けて、大掃除を楽しめたら、しめたもの。11月は、掃除に先駆けて「粗大ごみ」を出し、「不燃ごみ」「有害ごみ」「資源ごみ」を捨てやすくまとめることに専念しましょう。
また、大掃除の際に注意したいことが一つ。
「今ある洗剤類をチェックしてから、新しいものを買いましょう」。
使いかけの洗剤を使い切ることから、来年のシンプルライフは始まっていますよー! 使ったカレンダーは処分してくださいね。
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