【新商品】パナソニック エコソリューションズ 「アーキスペックフロアー ヨセギ」
汚れや傷に強く、水まわりや床暖房にも使用できる、突板タイプの床材
住宅の床材として、多く用いられるのは木質フローリング。大きく無垢材(単層フローリング)と複合(複層)フローリングに分けられますが、一般的な住宅では、複合フローリングが主流でしょう。複合フローリングとは、合板などの基材の表面に化粧材を張り合わせたもので、用いる化粧材によって、薄く削った天然木の単板(突き板)を用いるタイプと、化粧シートなどの化粧材を張ったタイプがあります。天然木を使用する突板タイプは、表情も豊かであたたかみを感じることができるのが魅力でしょう。
パナソニック エコソリューションズからは、寄木調の床「アーキスペックフロアー ヨセギ」を2015年12月1日より発売。天然木の表情を生かした突板タイプの床材は、汚れや傷・へこみにも強く、トイレなどの水まわりのほか、床暖房にも使用できる商品です。
■天然木のピースを組み合わせた寄木調
木質フローリングにも、さまざまなデザインや表情を持つタイプがあります。最近では、カフェやショップなどで取り入れられることも多い寄木調の床材が、一般的な住まいでもみられるようになりました。
今回発売される「アーキスペックフロアー ヨセギ」は、天然木のピースを組み合わせた寄木調の床材。熟練の技術を持つ職人によって、丁寧にピースを組み合わせることで、自然な色のバラツキが生まれ、空間に軽やかなリズムをもたらすものです。
色味は「クリアオーク色」「クリアチェリー色」の2色。「クリアオーク色」は、古くより家具や建築材料として慈しまれてきたオークの風合いをそのままに、幅のある色のバラツキを持つもの。「クリアチェリー色」は、抑揚のある表情と照りのある明るい色調が特徴。変化を富む表情と華やかさを感じることができるでしょう。
■天然木の美しさを引き出す独自のWAT技術
自然の木の表情を生かした床材は独自のWAT技術を応用したもの。木そのものの色を変化させる「熱着色技術」は、特殊な熱処理を施すことで、表面だけでなく木の内部(芯)までも均等に色を変化させ、色調をコントロール。天然木の本来の表情を生かす「微着色塗装技術」は、より豊かな「照り」を表現し、また、京都大学との共同研究により「木の持つ表情の豊かさ」を数値化するなどして、天然木の美しさを引き出した床材となっています。
■お手入れもしやすく、トイレなどの水まわりや床暖房にも対応
住宅の床材は、美しさだけでなく、お手入れのしやすさも重視したいポイント。「アーキスペックフロアー ヨセギ」は、汚れもふき取りやすく、アンモニアに強い表面仕上げなので、トイレなどの水まわりにも使用することが可能です。熱にも強いので、床暖房の仕上げ材にも用いることも。日焼けなどの耐光性にも配慮されているので、さまざまな空間に取り入れることができるでしょう。また、パナソニックのインテリア建材「ベリティス」シリーズと組み合わせることも可能です。
天然木の美しさを持ち、掃除も簡単で、住まいのどの空間にも用いることができる床材は、プランニングもコーディネートもしやすく、自然を感じる空間を実現することができるのではないでしょうか。
■アーキスペックフロアー ヨセギ 商品概要
色 : クリアオーク色(オーク突き板) クリアチェリー色(バーチ突き板)
サイズ(幅×長さ×総厚) : 303×1818×12(mm)
希望小売価格(税抜、工事費別) : 38,000円/ケース(3.3m²)(1ケース6枚入)
[詳細情報] パナソニック エコソリューションズ