スペインのホテル事情
皆さんはホテルをどうやって選びますか。中心部や地下鉄の駅、空港からの距離、治安、価格、サービス、施設など、優先度は人によって違うと思います。観光大国スペインでは、最高級のホテルから相部屋のユースホステルまで、旅行者の様々なニーズに合わせたオプションが揃っています。今回は、宿泊で使えるスペイン語のフレーズとスペインのホテル事情をご紹介します。星の数でわかるホテルのいろいろ
高級ホテルにも一度は泊まってみたいもの
¿Qué hotel reservamos?
ケ オテル レセルバモス?
ホテルはどこを予約しようか。
一般的に、最高クラスの5つ星のホテルでは、piscina(ピシナ、プール)、spa(
エスパ、スパ)、gimnasio (ヒムナシオ、ジム)などの施設が揃っており、レストランやsala de reuniones (サラ デ レウニオネス、会議室)、sala de banquetes(サラ デ バンケテス、結婚式場)なども備わっています。観光で行くには、少し敷居が高いですし、街歩きを楽しむ人はホテルで過ごす時間が少ないもの。スペイン観光に慣れているリピーターでもない限り、観光で5つ星のホテルに泊まる必要はないでしょう。
観光も滞在も楽しみたい人は4つ星ホテルがおすすめ
4つ星ホテルも、5つ星には及びませんが、快適な施設と心地よいサービスを提供してくれる施設となっています。ハイシーズンを除けば、日本の物価と比較してそれほど高くなく泊まることができ、市街観光を楽しみたいけれど、ホテルの滞在も快適にと言う人にはお勧めです。5つ星、4つ星のホテルでは、荷物を運んでもらったり、部屋まで案内してもらうこともあると思います。そのようなときには、1、2ユーロのチップを渡すといいでしょう。3つ星と2つ星のホテルの違いはあまり明確ではありません。3つ星以下は、hotel(オテル)と名がついていても、これからご紹介するhostal(オスタル)と変わらないところも多いです。特に、ホテルでは最低ランクの1つ星ホテルと、hostalでは最高ランクの3つ星(hostalは3段階評価)hostalだったら、hostalに泊まった方がコスパが良いかもしれません。
Hostalとalbergue
次にご紹介するのが、hostalです。日本でいう民宿のように小規模で、家族経営のところが多いようです。民宿と違うところは、通常、レストランやカフェなどはついておらず、素泊まりとなるところです。バックパッカーや、若い人に人気の比較的廉価な施設です。ホテルとの一番の違いは、ホテルが知らない人との相部屋はなく、トイレ・バス(シャワー)が部屋内に完備されているのに比べて、hostalでは、知らない旅行者との相部屋や、トイレ・バス(シャワー)が共用の場合もあることです。また、hostalは、pensión(ペンシオン)とも呼ばれます。
Albergue(アルベルゲ)は、いわゆるユースホステルで、相部屋の宿泊施設です。旅先で、外国の旅行者との交流を深めたり、スペインに関する情報交換をしたいときには、相部屋のhostalやalbergueがお勧めです。
Vamos a quedarnos en un albergue, porque quiero conocer a la gente de otros países.
バモス ア ケダルノス エン ウン アルベルゲ ポルケ キエロ コノセル ア ラ ヘンテ デ オトロス パイセス
ユースホステルに泊まろう、他の国の人たちと知り合いたいから。