スペイン語

レストランでのスペイン語……注文時になんて言う?

海外旅行の楽しみは、何といっても食事ですよね。特に、スペイン料理の新鮮な素材を生かす料理法は日本人の口によく合います。今回は、スペイン旅行で役立つ、レストランでのスペイン語を使った注文の仕方と、挨拶やお礼の言い方について勉強してみましょう。

吉澤 史絵

<目次>

スペインのレストラン…予約と入店

レストランでのスペイン語

レストランでのスペイン語

スペインに旅行中、外食する場面でのスペイン語を学んでいきましょう。
まず、人気のレストランは予約をして席を確保しましょう。営業時間は、早くても昼が13時から、夜は20時から。日照時間の長いスペインでは、生活時間が日本より2時間遅いので、商店やレストランの営業時間もずれています。

Quería hacer una reserva para cuatro personas a las dos, por favor. Me llamo Yoshizawa.
ケリア・・アセル・ウナ・レセルバ・パラ・クアオロ・ア・ラス・ドス、ポル・ファボル。メ・ジャモ・ヨシザワ
2時から4名で予約をお願いします。私の名前は吉澤です。

バルにも、商店にも共通することですが、スペインでは、店内はお店の人のテリトリーです。日本では、黙って入口に立っていれば、お店の人が近づいてきて席に案内してくれることが多いですが、スペインでは、相手のテリトリーに入っていくことを、挨拶して伝える必要があります。

Hola. Buenos días.
オラ。ブエノス・ディアス
こんにちは。

Hola. Buenas tardes.
オラ。ブエナス・タルデス
こんばんは。

Una mesa para dos, por favor.
ウナ・メサ・パラ・ドス、ポル・ファボル
2名席をお願いします。
 

ランチの注文

昼食なら、menú del día(メヌ・デル・ディア)とよばれるコース料理がお得です。前菜primero(プリメロ)、メインsegundo(セグンド)、デザートpostre(ポストレ)、パンpan(パン)、飲み物bebida(ベビダ)がついてきます。日本でも大人気のパエリアpaella(パエジャ)は、実は前菜に入ります。スペインでは、昼食がメインの食事となっていて、夕食はサラダやスープなど軽食で済ませてしまう人も多いので、こんな組み合わせの昼食を取る人も珍しくありません。

Quiero una paella y luego un solomillo. Un helado de vainilla de postre, por favor.
キエロ・パエジャ・イ・ルエゴ・ソロミジョ。ウン・エラド・デ・バイニジャ・デ・ポストレ、ポル・ファボル
前菜はパエリア、メインにサーロインステーキ、デザートはバニラアイスをお願いします。
 

ディナーの注文

夕食時、高級レストランではコース料理が用意されていることが多いですが、普通のレストランではアラカルトとなります。自分で、前菜entrante(エントランテ)、メインplato principal(プラト・プリンシパル)、デザートと注文しましょう。前菜は、サラダensalada(エンサラダ)やスープsopa(ソパ)、メインは肉carne(カルネ)か魚pescado(ペスカド)を頼むことが多いと思いますが、量が多いので、大人数の場合にはシェアすれば一度にいろいろな味を楽しめます。
granvokumen

量が多すぎて食べきれない場合は、シェアしよう


Tomaremos una zarzuela, una ensalada de queso de cabra de entrantes, luego seguiremos con un bacalao y cordero. Vamos a compartirlos entre todos.
トマレモス・ウナ・サルスエラ、ウナ・エンサラダ・デ・ケソ・デ・カブラ・デエントランテス、ルエゴ・セギレモス・コン・ウン・バカラオ・イ・コルデロ。バモス・ア・コンパルティルロ・エントレ・トドス
サルスエラ(魚介スープ)とサラダを前菜に、そのあと、鱈と小羊をいただきます。皆で分けます。

肉や魚は、牛、豚、仔羊、鮭、スズキなど、素材名しかメニューに書いていないことがよくあります。その場合には、今日のおすすめrecomendación del día(レコメンダシオン・デル・ディア)やシェフのおすすめrecomendación del chef(レコメンダシオン・デル・チェフ)をウエイターに聞いてみましょう。
 

ワインについて

食前酒はcava(カバ)と呼ばれるシャンパンに似たワインが人気です。カバやワイン・リストは、まず、赤ワインvino tinto(ビノ・ティント)と白ワインvino blanco(ビノ・ブランコ)で分けられ、その後、La rioja(ラ・リオハ), Rueda(ルエダ), Rivera del Duero(リベラ・デル・ドゥエロ)などの産地ごとに書かれています。産地の土壌や気候によって味が変化し、crianza (クリアンサ)、 reserva(レセルバ)、gran reserva(グラン・レセルバ)など熟成期間の違いで深みがでていきます。グラスcopa(コパ)でいろいろ頼んで、自分好みの味を見つけるといいでしょう。ワインに詳しくなければ、恥ずかしがらずにウエイターに聞いてみましょう。肉には赤ワイン、魚には白ワインとこだわらないのがスペイン流。

Me gustaría tomar un vino tinto fresco, de crianza.
メ・グスタリア・トマル・ウン・ビノ・ティント・デ・クリアンサ
熟成期間の短い、さっぱりとした赤ワインが飲みたいのですが。

Quiero una copa de vino de casa, por favor.
キエロ・ウン・ビノ・デ・カサ、ポル・ファボル
ハウスワインを一杯お願いします。
 

デザートはどうする?

デザートの注文は、食後に聞かれます。おなかがいっぱいなら、コーヒーcafé(カフェ)や紅茶té(テ)で済ますこともできます。普段はカフェオレcafé con leche(カフェ・コン・レチェ)を飲む人でも、食後は濃いエスプレッソcafé solo(カフェ・ソロ)を頼むことが多いようです。

Estoy lleno(a). No quiero postre, un café solo, por favor.
エストイ ジェノ(ジェナ 女性の場合)。ノ・キエロ・ポストレ、ウン・カフェ・ソロ、ポル・ファボル
おなかがいっぱいなので、デザートはいりません。エスプレッソをお願いします。

食事が終わったらウエイターを呼んで、席まで伝票を持ってきてもらいます。このとき、利き手を挙げて、ペンをつかんで何か書き込むようなジェスチャーをしましょう。このジェスチャーをすれば、声を出さなくても会計を頼んでいることが伝わります。現金かクレジットカードを渡し、おつりを受け取ったらチップを置きます。金額は会計の端数か、手元にある数ユーロ分のコインで十分でしょう。チップは、美味しかった、ここで食事をして楽しかったというお礼の気持ちを伝えるためのもので、義務ではありません。

お店を出るときには、ウエイターや受付係の目を見て微笑み、お礼の言葉を口にしましょう。

Gracias. Estaba todo muy bueno. Hasta luego.
グラシアス。エスタバ・トド・ムイ・ブエノ。アスタ・ルエゴ
ありがとうございました。全てとても美味しかったです。さようなら。

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