室内干しの場所作りのコツとNGポイント
室内で洗濯ものを少しでも速く乾かすコツは、洗濯もの同士がくっつかないよう間をできるだけ離して、空気の通り道(風を当てられればベストですが)をつくってあげること。換気扇の近くなど湿気を外に出せる場所や、空気の動きのある広い場所、除湿機を使うなら閉め切って使える場所など、自分の家でそれに適した場所はどこなのか、どうすればよいかを考えてみましょう(詳しくは「室内干しのコツ」もご参考に)。
ところでよくあるNGポイントは、カーテンレールの利用。たくさん干すと洗濯物の重みでレールがゆがんでしまったり、カーテンの汚れが洗濯ものについたり、また逆にカーテンが湿気を吸ってカビの元になったりと、リスクが大きい場所なのです。
ガイドおすすめ室内物干しグッズ
室内の限られたスペースにかなりの量が干せる専用物干しは便利です。大きさや構造(竿の本数等)、素材(ステンレスやアルミ、プラスチック等)でたくさんの種類があり、つっぱり式で天井までの高さを生かした縦長タイプも。また、どんな場所も干し場に変身させてしまうグッズもいろいろあります。「洗濯物の量」「部屋の広さ」「空気が通る場所かどうか」などの面で自分の暮らしに合ったものを選びましょう。■室内物干し(アイリスオーヤマ)
アイリスオーヤマ 室内物干しAMM-920X 7490円(税込)
画像は定番のタイプでガイド愛用品。メーカーのアイリスオーヤマによると干せる量はシャツ26枚、バスタオル7枚、フェイスタオル14枚。1~4人分の洗濯物が干せるそうです。実際、3人家族のわが家の洗濯ものが全部干せて満足! アルミ製で軽いので持ち運びやすく、折りたためるので場所をとらずに収納できます。
SwingLaundry サルの部屋干しハンガー 680円(税込)
部屋の出入口は空気が通りやすい場所。ドア枠や鴨居に干せると助かりますが、ピンチハンガーはひっかかりにくのが難点。
ですが、そこを使えるようにしてしまうのがこれ。小型のピンチハンガーなら大丈夫です。ふとんクリップで代用する手もありますが、アイディアと使い心地に加え、可愛さも充実している生活用品メーカー"MARNA"製の専用グッズで、可愛いおサルがハンガーをしっかり支えて洗濯物干しのお手伝いをしてくれます。
■浴室ランドリーフック(MARNA)
SwingLaundry 浴室ランドリーフック 450円(税込)
"MARNA"製で、シャワーフックが洗濯もの干しとして有効活用可能。「ここがこう使えたか!」と、ちょっとした感動ものの便利グッズです。しっかりした素材なので、風呂で洗った重い洗濯物をかけたハンガーも大丈夫。あまり脱水をかけたくない形態安定加工Yシャツなど、雫が心配なものを室内干しするときに重宝します。
LEIFHEIT カルテット(W580×D262~372×H110mm)3675円(税込)
エアコンの送風口にとりつけて使う簡単な物干しもあります。電気代はかかりますがエアコンの風を直接当てることができるので早く乾きます。自分の家のエアコンに取り付けても大丈夫かどうかを確認してから購入を!