グラフはいつもと同じく縦軸が記事を書いている時点で最新の10月26日~11月1日の視聴率、横軸は初回視聴率と最新視聴率との差で、初回視聴率はなにも見ていない段階での期待値だから、初回視聴率との差は最初の期待からどれだけおもしろかったか、またはつまらなかったかを示すはずです。
視聴率グラフ
ロケット3段目点火
トップ争いは『相棒』vs.『下町ロケット』。第1話(ともに2時間スペシャル)の時点では『相棒』がリードしていました。そこから下降線の『相棒』に対して『下町ロケット』は2話で逆転、3話でさらに上げて引き離しにかかっています。池井戸潤原作はロケットのバルブシステムという難しい技術をうまくストーリーに消化。2話で特許紛争に勝利し銀行の支店長を土下座させるなど『半沢直樹』的カタルシス要素も織り込めています。これからどれだけ盛り上がってくるか楽しみです
むしろ刑事の方が
二位となったものの『相棒』も視聴率を見るとここしばらくのシリーズ並みで悪いわけではありません。反町隆史演じる新相棒・冠城亘は優秀ですが二代目・神戸尊(及川光博)が杉下右京(水谷豊)に推理で対抗しようとして及ばなかったのに対して、冠城は右京の能力を認めてうまく使おうとしているところで違いを出しています。問題は反町隆史が法務省のエリートには見えない、むしろ刑事の方があっていることぐらいでしょうか。
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