オムライスのある昔ながらの喫茶店を探して歩く(2ページ目)

上野アメ横近くの「ギャラン」でオムライス

かつて散歩の途中に喫茶店を探すことはよくあった。というのも、前は煙草を吸っていたため、煙草を吸える場所として喫茶店を探していたのだ。

50歳になったころ煙草をやめて、喫茶店を探すことも少なくなった。今回は歩きながら喫茶店をさがしてみることにした。すると、同じ道を歩いていても喫茶店が目に入ってくるから不思議なものだ。アメ横近くで見つけたのがこちらの喫茶店。
JR山手線上野駅の広小路口から山手線の高架下の脇を進むと、セブン-イレブンがあり、その２階にあった、ギャラン。店名のギャランっていうのがすごいね。西城秀樹の「ギャランドゥ」が頭の中で鳴った。

創業は1977年、昭和53年なのだそうだ。そういわれると、その時代の雰囲気だなぁと思う。そして、入り口は、やはり珈琲西武と同じように食品サンプルがあった。これも攻めているね。
こういう食品サンプルって見ているだけで楽しかったりする。そして、手前にはガラスケースに入った、セットメニュー。ここにもオムライスが。セットメニューが紹介されている。
こういうガラスケースに入ったサンプル、最近はあまり見なくなったねぇ。昔はいろいろな飲食店でこういうスタイルがとられていた。２時を過ぎるとケーキセットに入れ替えられる。

さて、お店は２階だから、階段をのぼろう。って、なんかピカピカしてるよ。
店内は近隣のサラリーマンやその他の人たちでいっぱい。全員が男性だ。そして、みなさん煙草を吸われている。女性の店員がお水をもって、注文を聞きに来る。迷わず、オムライスをセットでお願いした。ドリンクはホットコーヒーを選択。
ほどなく到着のオムライス。卵は堅焼きとふわトロの間くらいかな。バターライスはけっこうバターが香っている。今風のバランスがいいタイプ。
僕はちょうどいいかんじだけれど、量はさほど多くはない。そして、ホットコーヒーをいただく。
お店の名前の入ったナプキンがいいね。またくるよ。

■ギャラン
東京都台東区上野6丁目14-4　２F
8：00～23：00
年中無休