LINE(ライン)の使い方/LINE関連情報

電話はいらない?進化するLINEの通話機能とは

これまで「LINE電話」と呼ばれていたLINEを使った電話機能が「LINE Out」と名称変更されました。今回はこのLINEの電話機能の通話料や使いどころなど、無料通話の方法を含めあらためてご紹介していきます。

原 久鷹

執筆者:原 久鷹

LINEの使い方ガイド

LINEの通話はすべて無料?

通話やメッセージが無料で送れるというのがLINEの売りですが、ではすべての通話が無料かというとそうでもありません。LINEの通話は大きく分けて2つの方法があり、LINEの友だち同士がLINEアカウントを使って通話する方法と、電話番号を使って通話する方法があります。LINEアカウント同士で通話する場合は基本的に無料ですが、電話番号を使っての通話は、通話料金が必要です。

とは言っても知らないうちに課金されていることはありませんからご心配なく。LINEの有料の通話は、専用の「コールクレジット」が必要ですから、このクレジットを事前に購入しなければ通話できません。

無料通話の方法

LINEの友だちに通話する方法は、トーク画面上に表示されている「通話」アイコンをタップし、「無料通話」か「ビデオ通話」を選択するだけ。ビデオモードのオンオフは、通話と始めてから切り替えられます。

ここからの通話は原則無料です。もちろんネットワークを利用するので、パケットは使います。特にビデオ通話はパケットを激しく消費するので、モバイルネットワークで接続しているときにあまりに多用すると、キャリアとの契約によってはあっという間にパケット規制がかかってしまうので要注意です。

電話番号を使って有料で通話する

では、電話番号で通話をするためにはどうすれば良いのでしょうか。冒頭で説明した「LINE Out」は「・・・」(その他)の「Call」ボタンをタップすると開くことができます。ここではアカウントを使ったものを含めてLINEで通話した記録がすべて表示されます。
この画面から電話番号で通話したいときは、画面左上の「ダイヤル」アイコンをタップし、電話番号ボタンを押せば番号での発信ができます。
画面右上の「アドレス帳」アイコンをタップすれば、自分のスマホのアドレス帳に番号登録されている相手に発信ができます。
ここで無料と有料を判断するために、相手の名前の右にある「電話」アイコンを見てみましょう。LINEで友だちになっている相手は「電話」アイコン。そうでない相手は「電話」アイコンの下に「LINE Out」と表示されています。
アイコンの違いに注意

アイコンの違いに注意


この「LINE Out」と表示されている相手は電話番号で発信することになりに、有料となるわけです。ただし、アドレス帳からLINEの友だちに追加した相手にも「LINE Out」が表示されていますので、LINEで友だちになっている相手に通話をする時は、トーク画面から無料通話したほうが確実です。

先ほども説明したとおり、有料で発信するためには「コールクレジット」を購入しなければなりません。発信時にはクレジットの残高が表示されるので、これが¥0になっていると、クレジットを購入する必要があります。購入はコールが始まる前に表示される画面か、ダイヤル画面の左下にある「c」アイコンをクリックして表示される画面から行います。iPhoneで購入したクレジットは他の端末には移行できませんので注意しましょう。
電話番号を使っての通話も可能。クレジットを買うときは左下の「c」をタップ。

電話番号を使っての通話も可能。クレジットを買うときは左下の「c」をタップ。



LINE Outの使いどころとは

このようにLINEから電話番号に通話できるLINE Outですが、近頃ではキャリアのスマホ契約プランが「通話し放題」が主流になっています。そんな状況で、このLINE Outはどんな時に使えるのでしょうか?

ひとつは最近トレンドの「格安SIM」を使っている場合。格安SIMの場合は通話機能は原則有料の場合がほとんどですので、通話料金を比較してLINE Out方がお得であれば通話機能をLINEで補うことができます。通話機能のない格安SIMでもLINE Outを使えば電話番号に通話できるようになります。もちろん、SMSが使えてLINEが利用できる状態であることは大前提です。

その他にもキャリアの通話し放題サービスは海外への通話は対象外となりますので、海外の電話番号への通話も料金をチェックして、LINE Outの方がお得であれば利用するという使い方もあります。

何かとメッセージやスタンプが注目されるLINEですが、通話機能も色々便利に活用できます。文字もいいけど通話もまだ大事!という方は、LINEの通話機能をあらためて見直してみると良いでしょう。
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※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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