熱帯魚/熱帯魚の飼育器具・水槽・用品

フィーディング・サークルを作る

水草水槽などで、水面に水流がある場合、餌の飛び散りが気になることがある。これを解決するための、簡単なDIYの紹介。安価で簡単に、しかも誰にでもできるDIYだ。

長谷川 秀樹

執筆者:長谷川 秀樹

熱帯魚ガイド

シャワーパイプを用いた水草水槽、また水面に水流のある水槽で。魚に餌(人工飼料)を与える際、餌が魚のいないところにまで飛び散ってしまい、困ったことはないだろうか?

魚の数が多い時は、それほど気にはならない。しかし、水草メインのレイアウト水槽などで、魚の数が少ない場合、この問題はおきやすい。

  • 少しずつ、魚を見ながら与える。
  • 食べ残しを、その都度取り除く。

どちらも悪くない、解決方法だろう。

ただ、日々の管理となると。少しでも利便性を高めたいのが本音だろう。餌の食べ残しは、水を汚してしまう。故に出来ることなら、食べ残しはゼロにしたい。

そこで、ほんの少しの工夫とDIYで、その悩みから開放される。つまり、水面に水流がある環境でも、一箇所に餌が留まるよう工夫すれば良い。これから解説するDIYで、簡単に可能となる。

用意するもの


  • エアーホース 25cm
  • プラジョイント 1つ
  • エアーホース用のキスゴム


作業の手順


  1. エアーホースにキスゴムを通す
  2. エアホースの先にプラジョイントを挿し、もう片方にも挿しこみ輪を作る


用意するもの一覧


水面スレスレで、水流を強く受けないところにキスゴムを固定して完成。エアーホースのサークル(輪)の中で餌を与えれば、ある程度飛散が抑えられる。

しかし、このままでは水位の変化に対応していない。水が蒸発した場合などは。マメに管理する、もしくはキスゴムの位置を移動させる。水位の変化に対応させるには、キスゴムとエアーホースの輪をテグス糸などで繋ぐとよい。それだけで、水位の変化に対応可能となる。

似たようなアイテムが発売もされているが、安価に簡単に作れてしまうので… DIYで問題ないだろう。名づけて、フィーディング・サークル(Feeding circle)。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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