プロに聞いた！ 知っておきたいニットのお手入れ方法(2ページ目)

【保管の仕方】通気性を保つ為、クリーニングのビニールは外す

湿気はカビや虫食いの原因になります。脱いだらすぐにクローゼットや箪笥にしまうのではなく、しっかりと湿気を取ってからしまうようにしましょう。又、衣替えなどで長期間保管する時には、クリーニングに出し、綺麗にしてからがベスト。その際、クリーニング後のビニールに入ったまましまうのは厳禁です。必ずビニールは外してください。

【保管の仕方】ギュウギュウ詰めはせず、防虫剤は一番上にのせる

衣替えで防虫剤を使用する際、最大限にその効果を得るには、どこに入れても良いわけではありません。置く場所にポイントがあります。防虫剤の効果は上から下へといきますので、引き出しの一番上に置くのが正しい置き場所です。（用法用量は守ってください。）又、引出しにギュウギュウ詰めにせず、空気の循環を保ち、引出し全体に防虫剤の効果が行き渡るようにしましょう。

【ニットの修理】起きてしまったトラブルは、ニットの修理専門店に相談　

日頃からニットを大切にしていても、思わぬアクシデントで引っ掛けてしまい穴があいてしまったり、糸がひっぱり出てしまったりするもの……。また、何度も何度も着ているうちに、袖口が擦り切れてしまったり、首周りがほつれてきてしまったり……。それでもやっぱりお気に入りは手放せない。できればもっと着たい。そんな時は、ぜひニットの修理を頼んでみてください。
ズボンの裾上げなどはポピュラーなお直しなので、多くの方が利用した経験があると思いますが、実はニットも修理ができます。修理代もお店によって差がありますが、2000円前後からとリーズナブル。もうダメだと諦めてしまう前に、是非ニット修理専門店に相談してみてください。ニットの修理を身近なサービスとして利用し、お気に入りをずっと着ていけるハッピーなファッションライフを過ごしてくださいね！

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【取材協力】
修理専科ニットの穴
住所：東京都足立区柳原1-10-2
Tel. 03-6319-6345
E-mail ： info@knit-ana.com
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