失敗しない！ミリタリーを大人っぽく着こなす鉄則(5ページ目)

ミリタリー＆ワークウエアのレジェンド

Nigel Cabournブランドが確かな支持を得ているのは、軸が少しもぶれないから。メンズウエア界ではレジェンド的な存在のケーボン氏本人が深い愛着を抱くミリタリーやワークウエアに、ヴィンテージの風情や英国流のテイストを重ね、深みを与えています。とりわけアウターのシルエットはさすがのバランス。自在の着こなしが楽しめる点でも、おしゃれを楽しくしてくれます。

40年を超えるキャリアを持つケーボン氏は目先のトレンドに振り回されることがありません。自分の情熱やポリシーに従って、目指す服づくりに突き進んできた彼は、アウターウエアのスペシャリストという特別なポジションで世界中からリスペクトを受けています。自らが世界屈指のヴィンテージコレクターであり、その膨大なコレクションが創作のベースになっている点も、彼を真似のできない特別な存在にしていると言えるでしょう。



ミリタリーとワークウエアという、メンズ濃度の高いテイストは一見、ウィメンズで生かすのが難しく感じられるかも知れませんが、実はそうでもありません。「やりすぎない」「上質素材を選ぶ」「ジェンダーミックスで組み立てる」というこの３原則を覚えておけば、失敗を防いで、大人っぽく整えられます。さらに、自分の好み次第で、縦長イメージを強調したり、リッチ感を加えたりといった味付けが楽しめます。レイヤードが組みやすい秋冬は、自分らしく調節しながらミリタリーやワークウエアを着こなしに生かす絶好のシーズンですから、手持ちワードローブと上手にミックスしてトライしてみてはいかがでしょうか。

【画像協力】
Nigel Cabourn（ナイジェル・ケーボン）
http://www.cabourn.jp/woman/

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