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WatchOSが2.0へ。Apple Watchの進化ポイント

話題の「Apple Watch」にはWatchOSというOSが搭載されていますが、今回初のメジャーアップデートが実施されました。WatchOS 2.0のバージョンアップのポイントを紹介します。

伊藤 浩一

執筆者:伊藤 浩一

デジタルガジェットガイド

話題の「Apple Watch」にはWatchOSというOSが搭載されていますが、今回初のメジャーアップデートが実施されました。従来はWatchOS 1.0でしたが、2015年9月に2.0がリリースされました。今回はバージョンアップのポイントをご紹介しましょう。

アップデート中のApple Watch

アップデート中のApple Watch


アップデートの方法

WatchOSのアップデートはiPhoneから実施。iPhoneはiOS 9.0以上である必要があります。iPhoneのWatchアプリの「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」より実施します。なお、OSアップデートに関しては「Apple Watch」をACアダプターに接続している必要があります。アップデートの所要時間は回線の環境にもよりますが、約1時間ほどかかりました。

iPhoneのWatchアプリからアップデート

iPhoneのWatchアプリからアップデート


アップデート後のWatchOSのバージョン表示

アップデート後のWatchOSのバージョン表示


文字盤の壁紙

「Apple Watch」の楽しさは、時計の文字盤のカスタマイズです。今回のアップデートでは文字盤に写真を選択して壁紙にすることができるようになりました。文字盤の「フォトアルバム」を選択すると、Apple Watchに保存されている写真を、画面が点灯する度に、または画面をタップする度にランダム表示にて、違う写真を表示することができます。

以下の写真は、Apple Watchに、自分で撮影したお気に入りの写真を複数枚保存しておき、「フォトアルバム」にてランダム表示させた例です。

壁紙の例

壁紙の例


壁紙の例

壁紙の例


壁紙の例

壁紙の例


文字盤の文字カラーのカスタマイズ

文字盤には、予定・天気・アクティビティなど、情報を表示できますが、このテキスト情報に関して、文字のカラー変更ができるようになりました。いろいろなカラーを選択することで、カラフルな文字盤となります。

文字盤の文字カラー

文字盤の文字カラー


「タイムトラベル」機能で過去と未来の予定を確認

時計ならではの機能が追加されました。文字盤の時間をデジタルクラウンを回すことにより、時間を進めたり遅らせたりすることができ、その時間の予定を確認することができます。時間を進めることで予定を確認するという操作体験が楽しく感じます。

タイムトラベルで時間を23時間進めた例

タイムトラベルで時間を23時間進めた例


ナイトスタンドモード

充電中に横向きに置くことで、時計表示をするようになりました。時計が大きく表示されます。

その他

アクティベーションロック機能がApple Watchに搭載されました。また、コンタクトボタンを押して表示されるクイックアクセスに12人以上登録できるようになりました。Apple Watch単体でWi-Fiアクセスが可能になり、Apple Watch単体で動作するネイティブアプリ、Apple Watchによるメール返信機能など、多数の機能が追加されています。


以上、WatchOS 2.0へのアップデートのポイントでした。いろいろな機能アップのポイントがありますが、日常的に便利な機能が「タイムトラベル」です。文字盤表示のままで、デジタルクラウンを回すことで予定が確認できるのは便利です。時計機能として一番使う機能は文字盤ですので、文字盤の機能の充実は今後も期待したいところです。さらに、WatchOS 2.0に対応したアプリがリリースされることで、使い勝手が上がることでしょう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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