どんな場所でも、乗り方でも楽しめるヤマハ tricker
コンセプトは「フリーライドプレイバイク」。バイクの本質的な魅力とは「バイクを操る楽しさ」であり、それを引き出すために軽快な操縦安定性と、高い運動性能を徹底追及した「遊べるバイク」がtricker(トリッカー)です。
スリムな車体とタンクがトライアルバイクを連想させる特徴的なスタイルに、全域でスムーズに加速するエンジンに加え、「操れる」その気にさせるサイズ感が、親しみを感じられるモデルです。特筆すべきは、その軽さとサイズ。乾燥重量111kg、シート高810mm、ホイールベース1330mm。身長160cmに満たない筆者が車両を目の前にしても、それほどの威圧感はなく気負わずに跨がれて足着きも上々。シート高が810mm(2008年以前は790mm)と低いとされる部類で、丸みを帯びたシート形状が足着きのよさに貢献しているためか、女性ユーザーが多いというのも納得です。
また、トリッカー専用ブロックパターンタイヤを採用しており、オンロードはもちろんのこと、未舗装路や林道も走れる上、車名が示す通り、ウィリー、ストッピー(前輪走行)、アクセルターン(リアタイヤを故意に滑らせて旋回させる運転技術)などのトリッキーな乗り方もでき、BMX(20インチ径ホイールを持つ競技用自転車)のような楽しみ方が出来るのも魅力のひとつ。
まさにどんな場所でも乗れて(フリーライド)、どんな乗り方でも楽しめる(プレイバイク)ストリートバイクなのです。
trickerの歴史
2004年に販売が開始されたときはキャブレター仕様でしたが、2008年にマイナーチェンジが行われ、インジェクション化がされました。インジェクション化以前との変更点を以下にまとめます。
- インジェクション採用
- タンク容量6L→7.2L
- シート形状変更
- フロントサスペンションセッティング変更
続いて、トリッカー中古車の相場観と、購入時に注意したい点についてお話しします。
>>tricker 中古車の相場観と、購入時に注意したい点