全世界に通用するバイクとして開発されたニンジャ250

ニンジャ250

左が初代ニンジャ250R、右が現行モデルのニンジャ250


第一世代のニンジャ250Rが開発されたキッカケは、「アジア統括部」という部署が川崎重工内に設立されたことでした。経済成長が続くアジアでの事業拡大を模索する部署で掲げられた開発テーマは、アジアを含んだ全世界に通用する「世界戦略バイク」だったのです。

あらゆる客層を取り込むために、ビギナーはもちろん女性も購入ターゲットとし、大型化は避け、乗りやすさを優先した250ccでの開発を開始。ベースモデルとして選ばれたのは、1987年式のGPX250。2007年まで生産されていた人気モデルです。

販売価格もこだわり、GPX250と同等の49万8000円(税込)という設定でリリースされたものの、その後の円高のあおりで、
  • 2009年モデル……52万3000円(税込)
  • 2010年モデル……52万8000円(税込)
  • 2011~2012年モデル……53万3000円(税込)
と年々改定されました。

2013年にモデルチェンジされ、車名末尾のRがない「ニンジャ250」として第二世代が現行モデルとして販売されています。

ニンジャ250/Rの種類

2008~2012年までが第一世代、2013年以降が第二世代となり、主な変更点は下記の通りです。
ニンジャ250/Rundefinedモデル年表

ニンジャ250/R モデル年表

【第一世代から第二世代の変更点】
  • エンジンの主要部品(クランクケース、シリンダー、ピストンほか)の刷新
  • 吸入空気を効率よく正確に調整するデュアルスロットルバルブを採用
  • 新型ダイヤモンドフレームを採用
  • フェアリング埋込ウインカーへ変更
  • アナログタコメーターとデジタルスピードメーターからなる新型メーター
  • マルチリフレクタータイプのデュアルヘッドライトへ変更
  • パッシングスイッチを採用
  • リアタイヤを130mmから140mmへワイド化
  • カワサキ250ccでは初となるABS装備モデルを設定
  • スリッパ―クラッチ採用(2015年モデルから)
また、2015年モデルで追加されたニンジャ250SLは『Super Light』(超軽量)をコンセプトとし、ABSやスリッパークラッチは未装備ですが、エンジンをKLXシリーズの単気筒エンジンを流用することで車重が149kg(約20kg減)と軽量化されています。

次は、中古車の相場観や購入時に注意して確認したい点をまとめてみます。
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