回廊をはさんで南に開くLDK
1. 庇の付いた回廊から玄関を見る。 |
2. 中庭から見たリビング。西側に近隣の大きな屋根が覗く。 |
3. 中庭とリビングの間に庇のある回廊が走る。 |
4. ゆったりとしたリビングから中庭を望む。引戸はフルオープンになる。開口の幅は約4.5m。 |
5. ダイニングからリビングと客間を見通す。片流れの天井は北に向かって高くなる。 写真は全て上田宏/上田宏建築写真事務所 |
格子戸をくぐると、建築家が集庭(つどいにわ)と名付けた約10坪の広い中庭で、周囲は庇付きの回廊になっています。庇は日中の陽射しをコントロールするだけでなく、庇のお陰で、敷地東南角に設けたガレージから廻廊を通って、雨に濡れずに玄関へと向うことができるのです。
中庭をぐるっと囲むように、北側から約25帖のリビングダイニング、約12帖の子供室、約8帖の主寝室が配されています。これらのどの部屋からも中庭の緑を愛でる事ができます。回廊で囲まれた中庭によって、ウチとソトが敷地いっぱいに繋がり、回遊性のある家になっています。
◆建築データと建築家プロフィール