熱帯魚/熱帯魚入門・用語辞典

#70 グッピーの稚魚の育成

グッピー(ブルーグラス)を飼育しているが、稚魚の生存率が極端に悪い。考えられる原因、また生存率を高めるにはどうすれば。

長谷川 秀樹

執筆者:長谷川 秀樹

熱帯魚ガイド

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グッピーの赤ちゃん


Q.ブルーグラスを飼っています。毎回20匹近くの子供を産むのですが、最終的に4匹程度しか生き残りません。何故、そんなに死んでしまうのですか? 2回出産して、2回ともそんな具合です。産卵箱を使っています。水替えなどは、どの程度すれば良いのかわかりません。

備考:30cm水槽、スポンジフィルター、水温25~26℃
 


ブルーグラス
画像提供:アクアモード
A.頂いた情報からでは、原因は解りません。死亡していく状況や魚の外観、換水頻度、餌やりなどの情報も欲しいところです。また、各々の飼育スキルに拠っても回答は異なるため、一概に答えることは難しいでしょう。

考えられるのは、病気や奇形でなければ、餌の種類や頻度などが思いつきます。稚魚には、一日数回の餌やりが必要です。また、可能であれば、稚魚用に専用の餌(ブラインシュリンプ)を与えた方が成長も著しくなります。

あと、産卵箱は、あくまで産卵させる為の器具であり、一時的な隔離スペースでしかありません。ある程度の大きさに成長したら、本水槽に移してあげた方が成長は良くなります。逆に狭いスペースに何時までも閉じ込めておくと、成長しません。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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