貯めるのが辛い?それは当たり前です
貯めるのが辛いのは当たり前
貯めるのが辛いのは当たり前ですが、その発想は、当たり前のようで実は大きな勘違いがあります。
今回は「貯める」の勘違いをマネーハックの逆転の発想法で考え直してみることで、その貯まらない理由を整理してみたいと思います。
貯まらないという人にはやはり、貯まらない理由があるのです。
貯めることがゴールだと勘違いするから貯めたくないし、貯められない
貯めることは目の前の生活を何か切り詰めることに他なりません。人生において、何も考えずにお金を使っていて、知らずにお金が貯まるほど稼げることはほとんどありませんので、貯金はガマンとセットです。ガマンすればそれは苦しくしんどいことであり、できれば避けたいことになります。
貯まらない人が、貯められない理由を行動ファイナンスで学問的に説明しようとすれば、プロスペクト理論による損失回避行動が生じている、とか、近視眼的判断が働いてしまい投資のリターンが過小評価されてしまうためだとか、現状維持バイアスが働いて、変化を嫌う傾向がある、とかいろいろ説明はできます。
しかし、根本的に間違っている理由のひとつを、シンプルに説明すれば、こういうことです。
「貯めることが目的」であり「発想がそこで終わり」になっていることが間違いなのです。
貯めることそのものがゴールと誤認されている限り、貯めることであきらめた出費は苦しさだけが残ります。だから続けられません。
では、正しい「貯める発想」とはどんなものでしょうか。