2015年夏、「ベッジュマン&バートン」のカフェメニューが充実!
フランスでは「ベッジュマン&バートン」は最高級の紅茶会社として知られており、フランスで最も権威のあるグルメ誌「LE GUIDE DES GOURMANS」で紅茶部門の「金賞」も受賞しています。実際に筆者も今回フレーバーティーをいくつか飲んでみて、納得の味わい・品質の高さを実感しました。飲んだフレーバーティーのどれもが天然の香料を使用しているせいか、その香りに包まれた時、非常に心地よさを感じたほどです。そんなベッジュマン&バートンが、六本木ヒルズにカフェをオープンさせたのは、2015年4月。そして食事メニューの展開も図り、この8月よりスペシャルな欧風カレーがラインナップに加わったというので、カレーとフレーバーティーのペアリングを楽しむために伺いました。
欧風カレーと合わせる水出しアイスティー2種
写真左側の「ランディ セ ライト」はグリーンティーベースでレモングラスの爽やかさが口のなかに広がります。レモングラスは胃の活性化にも良いとされているので、肉やカレーの油分にも有効なのではと思いました。飲み口がスッキリしているので、後味も爽やかさを感じる味わいでした。フランスではこの緑茶のフレーバーティーが一時期より流行っているそうです。
写真右側の「ジャルダン ルージュ」はルイボスティーベースでヒマワリの花びら、ローズ、いちご、バニラ、グレープフルーツが配合されているそう。ルイボスティーはクセが少なく、ノンカフェインなので健康面からも注目されています。夜に飲んでも、カフェインが苦手な方が飲んでも大丈夫!
この「ジャルダン ルージュ」とスパークリングワインを1対1で割ってシャンパングラスでいただく方法を、六本木ヒルズ店マネージャーの花田さんに教わり、さっそく試したくなりました!アルコールが苦手な方は炭酸水で1対1で割っても良いそうですよ。
水出しは簡単に作れるので、自宅でも是非トライして欲しいです。甘くないのでいろいろな食事に合わせられると思いますよ。もちろん茶葉はお店で購入できます。
大きいお肉がお皿に鎮座している欧風カレー
サーブされたカレーはまさに日本に残る「手間暇かけて作られている欧風カレー」そのもの。お皿に鎮座している大きなお肉もとても柔らかく、何種類もの野菜がよく煮込まれているうえにスパイスもうまく効かせて作られているので、鼻を通るスパイシーさが食欲をそそります。
そのカレーソースは食べやすいため、スプーンでひたすら掬って食べる事に夢中になっていたほどです。ハタと気づき、ルイボスティーベースの「ジャルダン ルージュ」を飲むと、デリケートなブレンドの組み合わせがスゥーっと流してくれて、口のなかはもちろん、気分もリセットされる感じでした。
「ランディ セ ライト」も同様に、グリーンティーとレモングラスの爽快な味が油っぽさを洗い流してくれ、このカレーとフレーバーティーの組み合わせは今後ハマっていきそうです。
食後には温かい紅茶をどうぞ
女性に一番人気だという「エデン ローズ」はラベンダー、バニラ、ベルガモット、バラの花びらが調合されていて、華やかな香り高いフレーバーが食後の時間を贅沢にしてくれます。フランスのティーブレンダーは香りに関して広い知識・知恵を持っているそうで、フランスならではのフレグランス文化や歴史があると納得できました。フレーバーティーの缶を開け、香りを嗅いだだけで、目が覚め、気分を良くしてくれる感覚に陥ります。
マネージャーの花田さんの紅茶話も楽しい!
「水には軟水、硬水とあって、日本の水は軟水で、フランスやイギリスは硬水となります。美味しい紅茶は硬度50~80度がよく、関東の水道水65度で他の地方と比べたら少し高めです。硬度が高すぎると、香りと味が出にくい。硬度が低いと渋みと苦みが出過ぎて、苦みが際立ち、旨味が無くなる。硬水だとマグネシウムとカルシウムの含有量が高いので、他の旨味が出にくくなります」などなど……。紅茶のことに関してはお話がとまらないほど、知識も紅茶への愛情も深い方でした。美味しい紅茶の淹れ方や茶葉についてのアドバイスをマネージャーの花田さんにぜひ聞いてみてください。紅茶に興味が沸いてきますよ!
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ベッジュマン&バートン初のサロン・ド・テ(六本木)
■ベッジュマン&バートン(BETJEMAN & BARTON)六本木ヒルズ店
・住所:東京都港区六本木6-10-1
六本木ヒルズWESTWALK4階
・TEL : 03-6434-7440
・営業時間:11:00~21:00
・定休日:年中無休
(2016年8月末までの期間限定店舗の予定)