アメリカ/アメリカのグルメ・レストラン

スタバファン必見!本拠地シアトルの旗艦店レポート

日本に1000店舗以上あり、すっかりお馴染みのコーヒーショップ「スターバックス」。シアトルといえば、この「スタバ発祥の地」だとご存知の方も多いのではないでしょうか。 そんなスタバの「未来」が詰まった旗艦店、 「STARBUCKS RESERVE ROASTERY & TASTING ROOM」は、見所満載です!

東 リカ

執筆者:東 リカ

ブラジル・アメリカ・ポルトガルガイド

ユニークなコーヒー体験ができるスタバ旗艦店

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煎りたての厳選された豆が並ぶカウンター

キャピトルヒル、パイクストリートにある「スターバックス・リザーブ・ロースタリー&テイスティング・ルーム」は、その名の通り、スターバックスの厳選された希少なコーヒー豆を扱う焙煎所兼カフェ。知らないとスターバックスのフラッグシップストアだとは気づかないほどシックな佇まいの歴史的ビルに入っています。美しいビルの外観にお馴染みの緑のロゴは見当たりません。「R」と「スター」を組み合わせたスターバックス・リザーブのロゴが目印です。

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豆のローストを見学できる焙煎工場

重厚な扉を開けて一歩店内に入ると、高い天井と木材が多用された広大なスペースが広がっています。元画材道具店・自動車販売店というこのビルは、総面積総面積1万5千平方フィート(約422坪)もあるんだとか。コーヒーの香りが漂う気持ちの良い空間になっています。

ここでは、ローストされたばかりの上質なコーヒー豆を使ってバリスタに好みのコーヒードリンクを淹れてもらうことができます。コーヒー好きには堪らない体験ですね。

コーヒーカウンターには、煎りたての豆が5種類、それぞれガラスのサイロに入って並んでいます。エスプレッソドリンクで名を馳せたスターバックスですが、旗艦店では他にもフレンチプレスやバキュームプレスなど6つの淹れ方を提供しています。豆によっては、バリスタにハンドドリップで淹れてもらったり、コンピューター制御の最新ドリップを試してみたり、というのも楽しみですね。


いろいろ見て楽しめる広大な店舗

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本日焙煎しているコーヒーの表示板

「イメージは、ウィリー・ウォンカのチョコレート工場」とスタバCEO、ハワード・シュルツ氏が語るように、店舗内には、実際に原料の豆が一杯のコーヒーになるまでの過程が開示されています。コーヒーの香りはもちろん、焙煎している豆を表示するサインがパタパタと変わったり、焙煎された豆がパイプラインを通って、バラバラバラ音を立ててガラスのサイロに入ったり、となかなか賑やかです。

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グルメコーヒー関連商品が並ぶショップエリア

また、手前のショップに置かれたアイテムも見逃せません。リザーブラベルの希少な豆はもちろん、この店舗限定のマグカップやコースターなどもお土産に喜ばれそうです。中でも、基本シングルオリジンのリザーブラベルの貴重なブレンドラインは、旗艦店限定、期間限定とあって人気のようです。初代「Pantheon Blend No. 1 」、2代目「Gravitas Blend No.1」(ハーフパウンド 16ドル)に続き、2015年9月には、「Paradeisi Blend No. 1」が登場しました。

なお、観光名所にもなっているスターバックス1号店(Pike Place; 1912 Pike Place, Seattle)も徒歩圏内(約1.3km)なので、併せて見学するのも面白いかもしれませんよ。

<Data>
Starbucks Reserve Roastery & Tasting Room
住所: 1124 Pike Street, Seattle, WA 98101
電話: (206)624-0173
営業時間:毎日 6:30am – 11 pm
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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