Windowsを新しくする必要はあるの?

見出しの言葉は、新しいWindows が発売されるたびに言われる台詞の一つです。新しいWindowsに切り替えるたびに使い方を憶え直さなくてはいけないため、この時点で乗換をためらう方は少なくありません。
アップグレード提供画面

Windows 10ではこのようなアップグレードの無料提供までされているが・・・


しかし、今回のWindows 10についてはなるべく早く切り替えるメリットがありますし、以前のWindowsより安心して切り替えられる理由もあります。今回はそれらについて紹介します。

Windows 10は発売直後でも安定している

Windows 10は提供開始時にほぼ完成している状態で特定ユーザーによるベータテストを長い期間かけて実施してきました。私もこのベータテストに参加していましたが、このテスト段階でも安定して動いていたのを憶えています。

このベータテスト中に搭載する機能を追加したり、細かな微調整を行ってからリリースとなりました。このように準備を周到に行ってきたので、当初から完成度が高く初期トラブルがほとんど出ていません。

また、今後のWindows Updateについてもこのようにベータテストを行うユーザーにまず配布をされ、そこで一定期間テストを行い問題がないことをを確認してから一般ユーザーに配布される形となります。
Windows Update画面

Windows Updateの通知が来た時にはすでに大規模なテストが終わっている。


まずはパソコンに詳しい、もしくはヘビーに使う方からアップデートを提供する。そのユーザーの評価から機能の追加や修正について改めて検討し、追加する機能や変更点を調整して一般ユーザーにも提供する。

Windowsは進化をユーザーの手に委ねることで、より使いやすく、より問題が出にくいOSとなる仕組みを整えてきたといえます。

このように段階的なアップデートになったことで、提供方法にも大きな変更が加えられることとなったのです。

期間限定の無料アップグレードと、最後のアップグレード

2015年7月29日から1年間は、Windows 7およびWindows 8/8.1ユーザーは無料でアップグレードが可能となっています。

Windowsには寿命があり、古いバージョンのものから使えなくなってしまいます。Windows 7はXPから変更した駆け込みユーザーが多くいますが、これも既にバグ修正のみの延長サポート期間となっておりその寿命は長くありません。
Windows 7

Windows 7もフルサポートではなくバグ修正のみのサポート期間となっている。


しかしこのタイミングでWindows 10に切り替えておけば、寿命はぐっと延びることになります。パソコンをあまり使わず、長持ちさせる方なら無料のうちに切り替えてしまうことでお得にWindowsを使い続けられるようになるのです。

さらに、このアップグレード方法は未来のWindowsを先取りしたものとなります。というのも、このような「買い替えが必要な更新」が必要なアップデートはこのWindows 10が最後になると発表されているからです。今後はWindowsは段階的に進化を続け、アップデートを通じて最新のWindowsがを使い続けられるようになるそうです。つまり、Windowsが新しくなったから買い替えるのではなく、Windowsを使っていれば常に最新のWindowsが使えるようになるのです。

この無料更新は時代を先取りして更新によるアップグレードを体感してみる、という考え方もできるでしょう。さらに、OSを新しくするメリットは金銭面だけではありません。