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名古屋近郊で「ジブリの大博覧会」開催(2ページ目)

「ジブリの大博覧会」が愛知県長久手市の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)で開催。スタジオジブリ30年の歩みを体感できる特別企画。「思い出のマーニー×種田陽平展」と、未公開資料からポスター、チラシなど約3000点もの豊富な資料で体感できる「ジブリの大博覧会展」がも同時開催。愛知万博10周年を記念しての特別企画は11月8日まで。

大竹 敏之

執筆者:大竹 敏之

名古屋ガイド

子供から大人まで楽しめる「ジブリの大博覧会展」

「ジブリの大博覧会展」は「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「崖の上のポニョ」など歴代のジブリ作品を網羅した展示内容。ラフスケッチや映画のポスター、グッズなど、作品の誕生から公開までの過程を豊富な資料で追いかけることができる構成となっています。

ジブリ

「ジブリの大博覧会展」会場は愛・地球博記念館ギャラリー3。両会場間は徒歩約7分


公開時のポスターや各作品のグッズなどが多彩に展示され、子供たちに大人気のネコバスも! ジブリ作品を観たことがあれば、子供でもキラキラと目を輝かせて楽しむことができそうです。

ジブリ

歴代作品のポスターをズラリ展示したポスタールーム。ポスター用のラフ画や糸井重里氏によるキャッチコピー案も展示されている (C) STUDIO GHIBLI


また、ポスターの展示と合わせて、糸井重里氏による直筆のキャッピコピー案や、糸井氏とジブリ・鈴木敏夫プロデューサーの往復書簡なども展示され、コアなファンもマニア心をくすぐられる展示もそこかしこに見られます。

ジブリ

各作品のグッズなどが詰まったジブリの倉庫はファンにとってはお宝の山 (C) STUDIO GHIBLI


さらに名古屋出身の鈴木敏夫プロデューサーの部屋には中日ドラゴンズのカレンダーが貼ってあったり、ネコバスの行き先が『長久手』(モリコロパークの所在地)となっていたり、さりげないご当地演出もここでの企画展ならではです。
ジブリ

ネコバスは小学生以下は中に入ることもできる。行き先が「長久手」になっているのが心憎い (C) STUDIO GHIBLI



合わせて見たい「サツキとメイの家」

「となりのトトロ」の舞台をリアルに再現した「サツキとメイの家」。タンスの引き出しを開けると姉妹の衣装が入っていたり、これまたディテールに凝っていてあちこち開けてのぞきたくなります。ネットでチケットを購入できる他、現地で当日券を購入した上で見学できます。
ジブリ

サツキとメイの家。観覧料は大人510円、4歳~中学生250円。アクセスは園内バスを利用するのがいい (C)二馬力


その他、平日入場特典としてジブリ映画のポスタービジュアルのポストカードプレゼントも。ジブリファンなら是非足を運びたい、この期間、この場所だけの特別展です。

ジブリの大博覧会
・ 会場:愛・地球博記念公園
・ 所在地:愛知県長久手市茨ヶ廻間乙1533-1
・ アクセス:リニモ 愛・地球博記念公園駅下車すぐ
・ 開催期間:2015年9月12日~11月8日
・ 開館時間:9時~17時(入館は16時半まで) 会期中無休
・ 入場料:一般1000円、高大生700円、4歳~中学生500円 ※「思い出のマーニー×種田陽平展」「ジブリの大博覧会展」両展鑑賞可
・ 問い合わせ:中日新聞社社会事業部 Tel052・221・0995
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