スペイン語

旅行でもビジネスでも使える!スペイン語の自己紹介(2ページ目)

スペイン語の会話を始めるには、まず自己紹介から始めましょう。職業や出身地の伝え方のポイントを押さえ、自分と相手の情報を交換することで、共通の話題がきっと見つかります。

執筆者:吉澤 史絵

看護師ではないのに看護師と名乗る?

職業を言うときには、次のようになります。

Soy estudiante.
イ エストゥディンテ
私は学生です。

Trabajo en una oficina.
トラホ エン ウナ オフィ
会社員です。

スペインでは、頻繁にこのような表現を聴きます。

Soy psicólogo(a)/abogado(a)/traductor(a)/economista/matemático(a).
ソイ シロゴ(ガ)/アボド(ダ)/トラドゥクル(ア)/エコノスタ/マテティコ(カ)
私は心理学者(カウンセラー)/弁護士/翻訳家/経済学者/数学者です。
※ カッコ内は女性の場合

スペイン人は専門職に就いている人が多いのかと驚きますが、実は、ほとんどの場合、大学での専攻を述べているに過ぎません。日本では、心理学部を卒業しても関係する資格を取得したり、研究を続けていたり、職業として従事していなければ「心理学者」や「カウンセラー」とは名乗らないと思いますが、スペインでは自分の学歴に誇りを持っているのか、よく耳にする表現です。これは資格が必要な職業でも同様で、看護学校を中退した人や、神学部を卒業しただけの人たちが自分をenfermero(a)(エンフェルロ、看護師)やcura(ラ、神父)と名乗ったり、そのように扱われる(日常会話上で)ことも珍しくないようです。

 

出身国を言おう

¿De dónde eres?
デ ンデ レス?
どこから来たの。

と聞かれたら、

Soy de Japón.
イ デ ハ
Soy japonés (sa).
イ ハポス(サ)
日本人です。

と答えます。

都市名をつけて、このようにも言います。

Soy de Tokio.
イ デ キオ
東京出身です。

年齢は言う必要はない

日本でも、初対面の人に年齢を尋ねることはあまりないと思いますが、日本語は敬語、丁寧語の使い分けがあるので、年が近く見える場合には敢えて聞いたりしますよね。スペイン語でも、敬語は使いますが、日本ほど厳しくないので、仲良くなったらはるかに年上の人にも対等に話しかけます。実際、スペインでは日本に比べて年の離れた人と友人関係にある人が多いようです。これは、日本では学校や会社の同期など、所属機関で年齢の近い人との友情が芽生えやすいのに対して、スペインでは、近所の人や、barで知り合った人などとも気軽に話し合う傾向が強いからでしょう。

¿Qué edad tienes?
ケ  ティネス?
何歳?

Tengo ... años.
ンゴ…ニョス
・・・歳です。

Eres de mi quinta.
レス デ ミ ンタ
私と年が近いね。

 

自己紹介が終わったら

mano

最後は握手でお別れ。

このように言って、お別れしましょう。
Encantado(a).
エンカンタド(ダ)
Mucho gusto.
ムチョ グスト
お会いできて光栄です。


 

 


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