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ヤマハ マジェスティ一週間通勤試乗インプレッション(2ページ目)

ビッグスクーターの代名詞であるヤマハのマジェスティを一週間通勤で試乗してインプレッションをお届けします。原付二種がブームになっていますが、ビッグスクーターは中古車相場でも価格が下がって狙い目とも言えます。今だからこそ見直したい一台、マジェスティの魅力に迫ります!

相京 雅行

執筆者:相京 雅行

バイクガイド

市街地走行でマジェスティの走行性能をチェック

マジェスティundefinedリアビュー

マジェスティ リアビュー


マジェスティのシート高は700mm。前述したとおりかなり低い部類ですが、他のビッグスクーターと比べても足つき性がよく重心が低い感じがします。

これはヤマハ独自のプログレッシブピポットマウント構造を採用し、低重心化と足つき性を考慮した結果といえます。

バイクの直進安定性やコーナリング時のハンドリングなどは重心位置だけでは決まらず、サスペンションのセッティングやホイールベースの長さなど様々な要素で決まりますが、そこはハンドリングのヤマハの異名を持つメーカーらしく優れた直進安定性と素直で扱いやすいハンドリング性能を実現しています。

通常モードでの加速性能はまぁまぁといったところ。実はマジェスティはフォルツァやスカイウェイブに比べても最高出力は低く設定されています。

各車両の最高出力はそれぞれ

マジェスティ:19ps/6500rpm
フォルツァ:22ps/6000rpm
スカイウェイブ:26ps/7500rpm

しかし走行モードの切り替えとI-Shift Down機能を使うと19ps/6500rpmとは思えない走りを楽しむことができます。アシスト1を使うとノーマルモードと比べてエンジンの回転が高く維持され、ノーマルがスムーズな走りなのに比べて加速減速にメリハリがある走りを楽しむことができます。

逆にいえばノーマルの方がスムーズで加減速のショックが少ないスムーズな走りができるため疲れている時にはノーマルモードの方がおススメです。

アシスト2に切り替えてアクセルを素早く操作すると車のオートマ車両のキックダウンのようにギアが下がり一気に加速することができます。

地面を蹴っ飛ばすかのように加速して非常に痛快なのですが雨の日だと場合によってはスリップしてしまいそうな感覚があります。

そして一週間通勤の中で最も使った組み合わせがノーマルモードとI-Shift Downです。どの走行モード中でもI-Shift Downボタンをぽちっと押すとギアが下がり高回転域を使って走行することができます。

加速するにも車のオートマ車両のキックダウンのように一気に加速することができますし、アクセルオフの状態でもI-Shift Downボタンを押せばエンジンブレーキで減速することができます。

キビキビ走りたいタイミングだけI-Shift Downを使い、そのほかはスムーズで加減速のショックが少ないノーマルモードを使うとあらゆるシチュエーションで快適にドライビングを楽しむことができます。

原付二種ブームだからこそビッグスクーターという選択肢もあり

家の周りを走ったり、通勤で使うのに原付二種がブームになっています。そのため中古車でも原付二種クラスは比較的高額で取引されている傾向があります。

逆にビッグスクーターはブームが終焉を迎えてしまったために中古車相場も下がってきています。

現行のマジェスティは2007年式以降のモデルとなりますが(厳密には2012年にマイナーチェンジしている)、少し探せば30万円以下で乗り出し可能な極上車両も見つけることができます。

しかも前述したように過度に改造された車両もほとんどありません。ヤマハのラインナップで言えば、排気量的にワンランク下の150ccスクーターであるマジェスティSでも町中は快適に走行することができますが、積載性や高速道路での走行の安定性を考えるとマジェスティという選択肢もありです。

一時期に比べればビッグスクーターを選ぶ人は減ってしまいましたが、ビッグスクーターの魅力があせてしまったわけではありません。私は125ccのスクーターを所有していますが、通勤に関していえばマジェスティの方がはるかに快適でした。

妻に突然、オムツやお米、犬の餌の買い物を頼まれても余裕でシート下に収納することが可能です。快適性と走行性を兼ね備えたマジェスティ。今だからこそ魅力を見直したい一台です。

マジェスティを少しカスタムするなら


比較的シート下の容量も大きいので、タンデムする機会が多いならバックレストがオススメ。座面が広いマジェスティはパッセンジャーも快適に乗ることができます。

バックレストがついて腰部分が安定するだけ安心感は抜群です。


マジェスティには純正でもウインドスクリーンが装着されており、ウインドプロテクション効果も低くはありません。

通勤で少し使うのであれば必要ありませんが、高速道路などを使って遠くまで走りたいならロングスクリーンがお勧め。目的地に到着したときの疲労度がまったく違います。

パーツ選びは注意しよう

マジェスティのパーツを選ぶ上で注意しなければならないのは適合条件です。旧型のSG03Jという型式が爆発的にヒットし、更にカスタムの全盛期だったのでSG03J用のパーツは色々なメーカーから販売されています。

しかしマジェスティSG20はブームが終焉に差し掛かった頃に発表されたのでアフターパーツも比較的少ない傾向があります。

現行マジェスティのパーツを購入する際には適合条件を必ず確認してから購入するようにしましょう。

■マジェスティ関連リンク

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