ビッグスクーターの代名詞!ヤマハ マジェスティ

マジェスティundefinedフロントビュー

マジェスティ フロントビュー


バイクを知らなくても「マジェスティ」という車輌の名称は知っているかもしれません。ビッグスクーターブームの中心に存在し続けたマジェスティ。

ブームは去り若者達の関心は離れてしまったものの、そもそもビッグスクーターは利便性を求めるおじさんたちのものでした。

普通のバイクと違ってシート下の収納スペースが広く出かけた先で買ったものをぽいっと入れる事が可能。ヘルメットだってもちろん収納可能です。

パッセンジャーのシートだって広いのでタンデムすれば快適そのもの。それがビッグスクーター本来の魅力といえます。

しかし過度なビッグスクーターブームは本来の魅力に加えて走行性能や更なる快適性を求めていきました。

ビッグスクーターブームの中心に君臨していたのは、

ホンダ フォルツァ
スズキ スカイウェイブ
ヤマハ マジェスティ

まぎれもなくこの三台です。

これらのバイクはそれぞれ二回フルモデルチェンジしていますが、二回目のフルモデルチェンジ後が現行のモデルとなり、もっとも装備が充実したモデルとなっています。

純正からうるさいマフラーに交換し電飾やオーディオをつけるカスタムが流行したので街中を歩く人からは冷ややかな目で見られ「バカスク」という造語までできてしまいました。

しかし、実は過度な改造が施されたのは一回目のフルモデルチェンジが行われた後の二代目モデルまでで、三代目のモデルが販売された頃には過度なカスタムを行う人は稀な存在となっていました。

今や原付2種クラスが人気のため250ccビッグスクーターは中古車相場も下がってきています。

ビッグスクーターブームが終わった今だからこそ、用途があえばピッタリの相棒になり得るヤマハ マジェスティを都内の通勤で一週間試乗してインプレッションをお届けします。

まずはマジェスティの装備をチェック

マジェスティundefinedサイドビュー

マジェスティ サイドビュー


マジェスティはスマートキーを採用しています。先日借りた最新のスポーツスクーターTMAX530もスマートキーを採用しましたが、マジェスティの方がスマートキーの使い勝手は良好です。

燃料の給油時などにはスマートキー内に内蔵されている鍵を出してガソリンキャップを外さなければならないTMAX530と違い、マジェスティはスマートキーだけでガソリン給油口を開けて給油をおこなう事が可能です。

シートの開閉もボタンワンタッチで出来るので手に荷物をたくさん持っている時は重宝しそうです。

前後長107cm、容量60リットルのシート下収納スペースも使い勝手が良く、前方の深い収納部分には大きさにもよりますがフルフェイスのヘルメットを収納可能です。

私のSHOEI Z7のMサイズは充分に収納することができました。さらにいつもは背中にしょっているメッセンジャーバッグもすっぽりと納まってしまいました。

ハンドル下にはスマートキーを所持している時にボタン操作で開閉が可能な収納と鍵無しで開閉が可能な収納の二種類が備わっています。

どちらも容量的には大きくはありませんが、グローブなどを一時的に入れておくには便利ですし、小銭入れを入れておけば高速の料金所での支払いなどの時にも便利でしょう。

しかし残念ながらUSBのチャージャーは装備されていません。

マジェスティは走行モードを切り替えることが可能


走行中は走行モードを【標準モード】の他に【アシスト1】、【アシスト2】に変更することが可能です。

詳しくは後述しますが、アシスト1が通常モードよりもエンジンを高い回転域で維持してメリハリのあるドライブを楽しむことができるモード。

アシスト2はアシスト1の走行モードに加えてアクセルの素早い操作でギアが自動で下がり、シフトダウン後に自動でシフトアップしていく加速感が味わえるというものです。

その他に減速や加速など全モードでライダーの走りをサポートするI-Shift Down機能も搭載されています。

私はビッグスクーターのマニュアルモードは操作が煩わしくてあまり使いませんが、走行モードの切り替えはその日の体調や路面状況で使い分けることができる便利な機能です。

シート高は700mm。数値的にはかなり低い部類ですが、ビッグスクーターはシート幅が広く足が広がってしまうために数値ほど足つきの良さを体感することができません。

これはマジェスティも例外ではありません。ただし比較的シート前面が絞り込まれている形状なので少し前に座ると抜群に足つきは良く感じます。

では、次ページからマジェスティの走行性能をチェックしていきましょう。