ヘアカラーが与える印象の違いは?
様々な種類の色の基本は、「マゼンダ(赤紫)」「シアン(青緑)」「イエロー(黄色)」の三原色によって構成されており、その隣り合う色の組み合わせで、色が作られています。カラーリングにおいて大事な要素の一つが、色味によって与える印象の違い。赤やオレンジなどは、「暖色系」と呼ばれる系統の色になり、活発な印象や柔らかさを感じさせます。青や緑などは、「寒色系」と呼ばれる色の系統になり、クールで知的な印象を感じさせます。
これらの特徴を知っておくことで、ヘアカラーがより選びやすくなります。今回は、印象を変えたいときにおすすめの代表的な3種のカラーリングをご紹介します。
柔らかくフェミニンな印象の「ラベンダー系」
女性らしい柔らかな印象、フェミニンなイメージにオススメなのがラベンダー系のカラー。アッシュほどくすみがなく、ピンクほど赤すぎないので、透明感と程よいツヤ感が出る人気のカラーです。
ナチュラルにツヤ感を出すなら「ベージュ系」
ナチュラルな印象のベージュ系は、夏の紫外線などのダメージで明るくなりすぎた髪を自然に落ち着かせてくれます。職場で髪の明るさを注意されたけど、黒く重くするのは嫌という方にもオススメなカラーです。
カジュアルな雰囲気に向いている「アッシュ系」
寒色系クール系とも言われるアッシュカラーは、日本人特有の赤みも抑えてくれる色味。カジュアルな印象に向いています。アッシュを濃いめに入れることで赤みが弱まるので、ヘアカラーのあとすぐ髪が赤くなってしまう方にもオススメです。
こちらの『流行ヘアカラーと自分に似合う色の選び方』も参考になさってくださいませ。
サロン情報:alice-by-afloat.com
hair,make: 添田 晃正
photo: 添田 晃正