【見るコラム】抗老化果実 りんごvsグレープフルーツ

 見るコラム vol.2　アンチエイジングに効くのはどっち？

大人の女性のためのFacebookページ『bliss』が贈る、新感覚の「見る」コラム連載。

第2回は、アンチエイジング効果があると言われている、身近なフルーツを徹底比較してみました。 突然ですが、みなさんは「りんご」と「グレープフルーツ」どちらがお好きですか？
スーパーでいつでも買えて、食べる機会も多い2つのフルーツ。過去に、りんごダイエット、グレープフルーツダイエットが話題になったこともあり、美容や健康に関心が高い女性には、特におなじみの果物かもしれません。

そして、この２つは「アンチエイジング」の面でも注目されています。

まずは、気になる栄養素をそれぞれ比べてみましょう。

ビタミンCは皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素。 肌にハリを持たせ、シミを予防する美容効果や、免疫力を高めて風邪をひきにくくする効果、ストレスに対する抵抗力を高める効果など、様々な働きをもちます。
→意外と知らない！ビタミンCの真実（詳しくはこちらをどうぞ）

可食部100gあたりで比較してみると、大きな差が。ビタミンCと言えば、レモンがイメージされるように、すっぱい食べ物での含有量が比較的高い栄養素。柑橘類である、グレープフルーツが圧勝しました。

さて、次は・・・

食物繊維は、第6の栄養素とも呼ばれ、野菜や果物、海藻、キノコなどに多く含まれる成分。人間の消化酵素では消化されず、腸内では老廃物の運搬係として、不要な物質を体外へ排出する役割があります。食物繊維は成人で1日20～25gの摂取が望ましいとされていますが、残念ながら日本人の食事では不足しがちです。
→食物繊維のすごい健康効果（詳しくはこちらをどうぞ）

こちらは、りんごが約3倍の値で勝利。

続いて、それぞれの具体的な美容＆健康効果をチェック！
「りんご」の特徴は強い抗酸化力を持つポリフェノールが多く含まれていること。ストレスを感じた時など、生活の様々な場面で体内に活性酸素が過剰に発生し酸化が起こると、病気や老化、肌トラブルの原因となります。りんごに含まれるポリフェノールが酸化から体を守ることで、病気や老化を予防することができます。

また、りんごポリフェノールには、メラニン色素の過剰な生成を防ぐ働きも。肌のシミやそばかすの発生を抑え、美白・美肌効果も期待できます。りんごポリフェノールは皮に多く含まれているので、皮ごと食べるほうが多くのポリフェノールを摂取可能です◎

対して・・・
「グレープフルーツ」は、血中コレステロール値を下げる効果があると研究されています。動脈硬化の改善にも期待◎。

加えて、グレープフルーツに多く含まれるビタミンCにはストレスをやわらげる効果も。ほか、ポリフェノールの一種であるナリンギンには、食欲抑制や血流改善などの効果があるので、つい食べ過ぎてしまう人は食事にグレープフルーツを取り入れてみて。

最後はともに食べるときの注意点です！

いかがでしたか？
どちらも甲乙付け難く、勝敗はつきませんが…日々の生活に積極的に取り入れていきたいですね。

【見るコラム】連載、今後も様々なテーマでお送りいたします。
次回もお楽しみに。

※引用・参考元 
済陽高穂『図解 40歳からは食べ方を変えなさい！』(三笠書房)
わかさ生活『わかさの秘密』 http://www.wakasanohimitsu.jp/
果物ナビ http://www.kudamononavi.com/
食べ合わせ大百科 http://tabeawazse.sakura.ne.jp/

■インフォグラフィックプロデューサー：堀内崇
 (株)TOKYO Sprout Design代表。東日本大震災直後の社会混乱期に１枚のインフォグラフィックに出会ったことからその魅力に惹かれ、研究を始める。現在はベンチャー企業や個人事業主などに、インフォグラフィックデザインを使った販促ツールを提供する活動などを行っている。
HP http://tokyosprout.com/
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