ホワイト空間に浮かぶ華やかなローズピンクの椅子
南イタリアの彷彿させる華やかなインテリア
天井も壁も床もホワイトで統一されたい空間に、丸テーブルには真っ白いテーブルクロスがかけられています。椅子の背にはローズピンク、座に張られたファブリックは大きなペオニー(芍薬の花)のパターンになっていて、まるであちこちで花が咲き誇るような華やかな空間になっています。伝統を重んじるイタリア人らしく、置かれているクラシックの家具や絵画、オブジェなど代々受け継がれているものだそうです。
壁に掛けられた絵画で変わる空間
ローズピンクとクラシック絵画
レストランの壁面全てがホワイトではなく、ニッチになった2箇所の壁面だけに、彩度の高いローズピンクに塗装されています。そして壁に掛けられたのは重厚なクラシック絵画です。次の写真と比べてください。おなじホワイト空間でも飾られる絵画によって、雰囲気がまるで変わります。
ホワイト空間とモダンアート
このコーナーの真っ白なニッチの壁面には、周りのクラシック絵画とは異質なモダンなアートが飾られています。同じ空間に同じ椅子なのですが、飾られたアートが違うだけで、さわやかな空間になっています。
これぞ楽しいカラフルなイタリアンミックスカラー!
朝食のテーブルアレンジメント
この楽しいカラフルなテーブルは、朝食のためのテーブルセッテイングです。それぞれデザインが違うこれらの食器は、すべてが『Don Alfonso(ドン・アルフォンソ)』のために作られたオリジナル陶器です。虹色の縞々のトレー、オレンジのドットのシュガーポット、ケーキのかたちをしたバターケース、バイオレットのパン皿など全てがカラフルにミックスされています。
カラフルなローズピンクのコーディネート
ローズピンクのニッチには、赤いソファに華やか花柄の大きなクッションがコーディネートされ、ここだけが、カラフルで可愛い空間になっています。
厨房の中までデザインされていました!
厨房のインテリア
厨房を見学させていただきました。驚くことに、厨房全ての壁には綺麗なイタリアンタイルが張られていました。この周辺で古くから作れていた伝統タイルからインスピレーションを受けて作られた、ドン・アルフォンソのオリジナルタイルです。
南イタリアで初めてミュシュランを獲得したオーベルジュタイプのリストランテ『Don Alfonso1890(ドン・アルフォンソ)』のインテリアはいかがでしたか!イタリア人が大切にする伝統と、地中海の穏やかな気候が生み出す華やかなとイタリアモダンの組み合わせは素敵ですね。関連記事として、レストランの階上にあるホテルのインテリアも紹介してますのでご覧ください。
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『Don Alfonso1890(ドン・アルフォンソ)』
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