インドネシア/インドネシア基本情報

ミニチュアのインドネシアが楽しめる!タマンミニとは(2ページ目)

せっかくインドネシアに来たのだからジャカルタ以外のエリアにも行ってみたいという方も多いでしょう。しかし、インドネシアは34の州、1万3,000以上の島々から成る群島国家です。色々と巡りたいけど今回はちょっと…という方はタマンミニを訪れてみてはいかがでしょうか。タマンミニはインドネシア文化をテーマとしたアミューズメント施設です。半日使えばインドネシア全土を巡った気分になれるかもしれません。

椿 光一

執筆者:椿 光一

ジャカルタガイド

各州の文化が伝わるパビリオン

pavilion

このような伝統建築を各所で見ることができる

タマンミニを代表する施設と言っても過言ではないのがパビリオンです。インドネシアの各州の風土を伝える33のパビリオンを一度に楽しむことができます。2015年8月現在で登録されている34州には少し足りませんが、そこは優しい目で見守りましょう。後述する移動バスでぶらりと外から眺めているだけでも楽しいですし、気になる州があれば立ち寄りましょう。パビリオンの中には民族衣装に身をつつんだ人がいる場合もあり、写真撮影をすることができます。撮影料金が設定されているので、撮影時には求められた料金をお支払ください。


歴史から生き物まで楽しめるミュージアム

園内にはパビリオンとは別に、様々なテーマのミュージアムが設置されています。インドネシアの歴史を学ぶことができる博物館から、生きた動物と触れ合える動物園のような施設もあります。

komodo

コモドドラゴン型なのですぐにわかる「コモドと爬虫類のミュージアム」

ガイドがぜひおすすめしたいのは「コモドと爬虫類のミュージアム(Museum Komodo & Dunia Reptil)」です。インドネシアのコモド島にしか生息していないコモドドラゴンを見ることができます。また、様々なトカゲや蛇も飼育されており、蛇は実際に触れたり記念撮影をすることができます。撮影料金は設定されていませんが、よい写真が撮れたのであれば気持ち程度のチップを渡すとよいでしょう。


その他の施設

national

インドネシア全土の地形が一望できる

園の中央には大きな池が設置されており、大小様々な浮島があります。実はこの浮島はインドネシア全土の島々をあらわしており、タマンミニの撮影スポットにもなっています。地上から見るとよくわかりませんが、ケーブルカーから一望するとその様子がよくわかります。休憩がてらケーブルカーに揺られて撮影してはいかがでしょうか。

その他、館内には映画館や4DXシステムによるちょっとしたアトラクションも用意されています。また、Istana Anak Anak というこどもの城などもあり、お子様向けの家族連れの方にも楽しめる施設がたくさんあります。

<DATA>
■Taman Mini Indonesia Indah(タマンミニ インドネシア インダ)
住所:Jakarta Timur, DKI Jakarta,
電話:(021) 87792078
営業時間:7時00分~22時00分(アミューズメント施設は夕方ごろに閉館)

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