二度ある事は三度ある!?
二度ある事は三度ある!?
『もうあなたとはやっていけない』
交際相手からの、どこかで聞いたようなセリフ。
前回の失敗を生かしてコミュニケーションを学び、お互いに結婚を意識する話までした矢先の出来事です。なぜこんなことがおきたのでしょうか?
彼は一定期間の交際を経て、『2人の関係はもう大丈夫だろう!』と安心しきっていました。逆に言うと、油断をしていたのです。交際までは彼女とのコミュニケーションを重視して、明るく積極的な態度で接していました。しかし、彼女と付き合ってからは、彼女との会話もアッサリとしたものになっていきました。
また、何度も彼女に指摘されつつあった週末デートのプランも、「君に任せるよ」の一言で、自分では積極的になろうとしませんでした。そんな日々が続いたある日、結婚を意識した彼女は考えます。
「交際前はときめきを感じていたけれど、最近の彼は平凡で退屈な男。このまま彼と結婚してもいいの、幸せになれる?」。つまり、釣った魚にエサをやらない男だと判断されてしまったのです。
しかし、Tさんはもう以前の彼ではありません。
同じミスを犯したときに、どうしたでしょうか。
まず、「辛い気持ちにさせてゴメン。今までのことを反省して、生まれ変わる!」と彼女に宣言します。その当日に花束を買って帰り、次の日にはレストランを予約、さらに、週末のデートプランを提案したのです。そして、彼女にもう一度、熱意のこもったプロポーズをしました。
それから3か月後。Tさんは無事、別れないですみ結婚の準備に入っている状態になりました。彼女から「別れたい」とハッキリと告げられてから、たった7日で、失敗をリカバーすることができたのです。
交際後のコミュニケーションのコツは?
当時を振り返ったTさんはこう語ります。「昔の自分だったら、間違いなく彼女からフラれていた。
コミュニケーション能力を身に着けて訓練していたのですぐに対処ができました」
今回Tさんが実行したことを解説しましょう。下記の2点が重要でした。
1.時間を空けずに、間髪入れず「謝る」
2.全力で信頼を取り戻す「行動をする」
彼女からの交際解消の通達は、ビジネスにおけるクレームと同じです。
「大丈夫だって」「しょうがないじゃないか」などと曖昧な返答で問題を先送りにするのはNG。同じ指摘を何度もされてしまった場合、どんなに信頼関係のあった彼女であっても見限られる可能性があります。フラれたらすぐに誠意を持って謝りましょう。
しかし、口だけでもいけません。彼女はいままで散々警告をしてきて、そもそも「口ではそういうけれどそうそう変わるわけがない」と思ったから、別れの言葉を言ったのです。
彼女が「変わった」と実感し、「また付き合ってもいい」と思わせなければいけません。
これらは「異性コミュニケーション」の極意として彼が学んできたことでした。
次の日ではなく当日に、すぐ行動しましょう。
花束を買っていく、プレゼントをあげる、いつもと違うデートを提案する――など、交際前に彼女にやっていたような行動をしてください。
彼女が離れていく原因によっては、
「転職や就職に向けて動き出す」「古典的ですが髪をサッパリと切って誠意を見せる」などもよいでしょう。
そもそも、交際をしてから破局に向かってしまう、長続きしない人の原因は、油断や慢心の表れであることが多く、あなたが気づいた時点で、すでにパートナーは何度もサインを出しているはずなのです。
《本日の格言》
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I will prepare and some day my chance will come.
準備しておこう。チャンスはいつか訪れるものだ。
エイブラハム・リンカーン《米国の第16代大統領・1809~1865年》
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※本文は、本人特定ができないように一部フィクションになっている所があります。
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