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アワビ狩りにウニ鍋!奥尻島で絶品海の幸を堪能する(2ページ目)

ウニも美味い、アワビも美味い、カニもナマコもイカも美味いという奥尻島。今回は、そんなグルメアイランド・奥尻を訪ね、今が旬のウニ、アワビを食べつくしながら、合わせて島の名物「アワビ狩り体験」にもチャレンジします。

大谷 修一

執筆者:大谷 修一

北海道ガイド

採ったアワビを船上で丸かじり!「アワビ狩り体験」

さて、次は奥尻グルメ探訪のメイン、「アワビ狩り体験」にチャレンジです。舟が出るのは島の南部、青苗港から。ここでさっそうとライフジャケットと長靴を装着し、漁師さん気分で、いざ出航!今回案内していただいたのは、漁師の船長さんと気っぷのいい「浜の母さん」、土井さんご夫妻です。
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漁師さん気分で、いざ出航!

向かったのは沖合に設置されている「枠体(わくたい)」と呼ばれる生け簀です。舟に乗り込み、心地よい潮風を受けながら快走すること10分と少々。舟は海に浮かぶアワビ狩りのスポットに着きました。
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沖合に浮かぶ枠体

浮きで海上に設置されている枠体から海底に釣り下げられている生け簀を引き上げると……

いました、いました、アワビの群れが!

ここでゲットできる数は2個まで。揺れる枠体から生け簀の上に降り立ち、「けなげな子ヤギたちを見てよだれを垂らす悪いオオカミ」の心境さながら、夢中で美味しそうな「獲物」の選択にかかります。

「早くせんと、アワビが逃げるべ!」

土井さんの叱責で、あわてて大きそうなものを選び、生け簀から拾い上げます。
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あわび狩り開始。誰を喰ってやろ~か~

かくして、大粒のアワビを2個ゲットし、無事ミッション完了。
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大粒のアワビを2個ゲット!

「どれ、今、アワビさばいて食わしちゃるから、貸してみれ」

さすがは「浜の母さん」。船上に用意した包丁とまな板であっという間に殻からアワビをはずし、鮮やかな手つきで内蔵と身を切り分けます。
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鮮やかにアワビを調理

さっと海水に浸けて洗ったアワビを丸ごとかじると……
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採れたてアワビを丸ごと囓る快感!

コリッ、コリッ、コリッ。

一口ごとの確かな歯ごたえ。高級なアワビを丸ごとかじる快感。固く締まった身から口一杯に広がるエキスと風味、そして海水のしょっぱさ。

ウロと呼ばれる内臓部分も海水でさっと味付けし、恐る恐る口にしてみれば……

これもいける!冷やしたフォアグラを思わせる濃厚でリッチな味わい。ビールかワインが欲しくなってきます。

嗚呼、これぞ究極のアワビ、究極の奥尻グルメ。これを食わずして奥尻を語るなかれ。

様々な思いが脳裏をよぎる中での、至福のひととき。次に奥尻に来る時は、この体験とこの味をまた!そして、その時こそは冷えたビールも持参で!(笑)と、固く心に決めた次第です。
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船長さん、浜の母さんとともに


アワビ狩り体験のデータ


場所    奥尻町 青苗漁港
体験費用  3000円 (アワビ2個付き)
問い合わせ・予約  奥尻島観光協会 01397(2)3456
サイト    http://unimaru.lolipop.jp/awabi/newpage3.html

―――> さあ、最後はグルメの宿で、海鮮三昧!

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