採ったアワビを船上で丸かじり!「アワビ狩り体験」
さて、次は奥尻グルメ探訪のメイン、「アワビ狩り体験」にチャレンジです。舟が出るのは島の南部、青苗港から。ここでさっそうとライフジャケットと長靴を装着し、漁師さん気分で、いざ出航!今回案内していただいたのは、漁師の船長さんと気っぷのいい「浜の母さん」、土井さんご夫妻です。漁師さん気分で、いざ出航!
沖合に浮かぶ枠体
いました、いました、アワビの群れが!
ここでゲットできる数は2個まで。揺れる枠体から生け簀の上に降り立ち、「けなげな子ヤギたちを見てよだれを垂らす悪いオオカミ」の心境さながら、夢中で美味しそうな「獲物」の選択にかかります。
「早くせんと、アワビが逃げるべ!」
土井さんの叱責で、あわてて大きそうなものを選び、生け簀から拾い上げます。
あわび狩り開始。誰を喰ってやろ~か~
大粒のアワビを2個ゲット!
さすがは「浜の母さん」。船上に用意した包丁とまな板であっという間に殻からアワビをはずし、鮮やかな手つきで内蔵と身を切り分けます。
鮮やかにアワビを調理
採れたてアワビを丸ごと囓る快感!
一口ごとの確かな歯ごたえ。高級なアワビを丸ごとかじる快感。固く締まった身から口一杯に広がるエキスと風味、そして海水のしょっぱさ。
ウロと呼ばれる内臓部分も海水でさっと味付けし、恐る恐る口にしてみれば……
これもいける!冷やしたフォアグラを思わせる濃厚でリッチな味わい。ビールかワインが欲しくなってきます。
嗚呼、これぞ究極のアワビ、究極の奥尻グルメ。これを食わずして奥尻を語るなかれ。
様々な思いが脳裏をよぎる中での、至福のひととき。次に奥尻に来る時は、この体験とこの味をまた!そして、その時こそは冷えたビールも持参で!(笑)と、固く心に決めた次第です。
船長さん、浜の母さんとともに
アワビ狩り体験のデータ
場所 奥尻町 青苗漁港
体験費用 3000円 (アワビ2個付き)
問い合わせ・予約 奥尻島観光協会 01397(2)3456
サイト http://unimaru.lolipop.jp/awabi/newpage3.html
―――> さあ、最後はグルメの宿で、海鮮三昧!