米国株は利上げ後、いったん調整したのち上昇に向かう

話題のセミナーでお金賢人の話を聞いてきました!

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東京・恵比寿のアクトスクエアでマネックス証券とピクテ投信投資顧問が開催した「マネックス×ピクテ プレミアム・サマーナイト」のレポートの3回目です。第2回『中国経済動向とどう向き合うか?分散しながら投資』に引き続き、東京とスイスのジュネーブを中継で結んで行われたライブセッションの様子をお伝えします。

ライブセッションの2つめのテーマは、これも会場の参加者の多数決で決まった「利上げ後の米国市場の行方」について。

ピクテ投信投資顧問代表取締役社長の萩野琢英氏は「世界経済は7~8年のサイクルで上げ下げを繰り返す。リーマンショック前の(景気の)ピークは2008年。それから7年経っている。今年後半には米国で利上げが行われるだろう。でも、(景気は)黄色信号が点灯していると見たほうがいい」と指摘。

一方、マネックス証券代表取締役社長CEOの松本大氏は、米国経済を強気に見ているとし、「米国は経済が強いから利上げをする。株価にも強気でいい」と強調しました。

さらに、日本や欧州が金融緩和と続けるなか世界的にカネ余りが起きていることに加え、米国企業の業績が好調であることから「米国株には他国からお金が流入する」と説明。

利上げ後はいったん調整しても、企業業績が好調な米国にマネーが向かう」としました。

これに対しジュネーブにいるピクテ・アセット・マネジメントのバランス運用チームの責任者で「クアトロ」ファンドのファンド・マネジャーのエリック・ロゼ氏は「米国株はここ5~6年の値上がりによってPER(株価収益率)が割高な水準になっている」と指摘。

すると松本氏が、米国では株式や投資信託で資産を運用する人が多く、年金も株式で運用されることから、「株価が下がると高齢者も子どもも困る」と言及し、「米国は経済政策、資本政策を打って株価を育てざるをえない。米国株が売られすぎることは考えられない」と反論する場面も。

これを受けて、萩野氏が「人口増が続き、イノベーションが起きる国でもある米国は10~20年単位で考えれば魅力的」と締めくくりました。

「『クアトロ』はダウンサイドに強い」

3つめのテーマは「ピクテ」についてです。

「ピクテのファンドに投資するなら?」と質問された松本氏は「クアトロ(ピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンド)」と回答。

その理由として「個人の資産運用では絶対リターンが大切。どんなときでも実質的な資産価値を減らさず、増やすことが大切」とし、「クアトロはダウンサイドに強い運用をしている」ことをあげました。

萩野氏はピクテの資産運用について、儲けることよりも資産をインフレから守る「資産保全」を鉄則としていることを説明し、「ビクビクしながら運用している会社だ」と話しました。

資産運用を考えるうえで何が大切なのか、今後はどんな投資をするのがいいのかなど、示唆に富んだイベントでした。

★第1回目「欲張らない投資で資産保全!話題のセミナーに参加」
★第2回目「中国経済動向とどう向き合うか?分散しながら投資」




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