わくわく関空見学プランの「関空の裏側探検コース」個人向け見学プランでは、バスから降車して外で飛行機の離着陸などを迫力満点で体験します。写真は、国内貨物地区での見学風景。
大阪の関西国際空港には、空港の施設を“裏側”から見学できる、環境について楽しく学べるツアーが運行されています。個人でも参加できるツアー、また団体向けのツアーもあって、人数に合わせて選ぶことができます。
関西国際空港オフィシャルガイドが道中、空港や飛行機についてわかりやすく解説してくれ、実際に自分の目で見て新たな発見ができる「わくわく関空見学プラン」。今回は家族連れに人気の、個人向けに運行されている「関空の裏側探検コース」「~もっと知りたいスマート愛ランド~ 関空の2期島新発見コース」の2コースに同乗した体験談を交えてご紹介します。
バスから降りて「飛行機」の迫力を間近で体験
バスの中では、車窓から空港の施設を見学しながら、関西国際空港オフィシャルガイドが空港や飛行機などについてわかりやすく解説します。
わくわく関空見学プランのメインコース、「関空の裏側探検コース」。今回は、降車見学を含む60分のコースです。個人向けは60分コースのみ、団体向けは60分コースと30分コースがあります。団体向け30分コースでは、降車見学はなく、車窓見学で空港の施設をじっくり見学します。
個人向け60分コースの場合、WEBでの事前申込、もしくは当日申込を済ませた後、関空展望ホール 「Sky View」メインホール1階玄関前に集合します。そして、バスに乗ってあらかじめ指定された席に座ります。
「関空の裏側探検コース」での降車ポイントは、国内貨物地区と北進入灯付近のいずれか。どちらも通常は立ち入れない航空保安区域にあります。
最初に向かった先は、関空展望ホール「Sky View」に近い「国内貨物地区」。ここでいったんバスから降車し、飛行機を見学します。ここは普段は一般に立ち入れない「保安地域」と呼ばれるエリア。第1ターミナルビルの北ウイングが近く、通常より間近に滑走路を移動する、また離陸していく飛行機が間近に見られ、迫力満点です。
この降車場所は、風向きや離着陸の状況などによって、国内貨物地区のほかに「北進入灯付近」または「トラック待機場」になる場合があります。
機内食工場や燃料タンク施設・・・空港の“裏側”を見学
航空保安区域にある機内食工場。飛行機に機内食を運ぶ特殊な車両「フードローダー」を車窓から見学できます。
その後、再びバスに乗り、ガイドが空港や飛行機についてわかりやすく案内する中、第1ターミナルビルや2期島にある第2ターミナルビル、管制塔の横などを通過し、再び保安区域に入ります。
ここも通常は一般に立ち入れない、機内食工場や国際貨物地区、給油タンクといった空港の心臓部であり、空港の“裏方”ともいえる施設が並んでいます。いずれも、車窓から見学します。
空港島の最も北側にある燃料給油タンク施設。このそばをバスで通過します。近くで見る燃料給油タンクの大きさに圧倒されます。