分配金の受取方法には2種類ある
分配金の受け取り方法とは
なお、目論見書上は「受取」、「再投資」ともに可能と記載がなされていても、販売会社によっては「受取」のみ、「再投資」のみの場合があります。特に、受取を希望される方は、購入前にお取引のある販売会社に必ず確認してください。
「再投資」でも税金はかかる!
さて、ここで改めて強調したいのは、分配金の支払いの有無、増額、減額は、投資信託の運用を担う運用会社の判断で決まるということです。投資家サイドで選択が可能なのは、あくまで分配金の支払いが決定した後の受取方法のみで、「受取型」と「再投資型」、どちらを選択しても都度税金がかかることに変わりはありません(ただし、NISA口座を除く)。一般的に、決算回数の少ないファンドの方が分配金を払い出すための負担が少なく、決算の度に課税されることもないため、運用効率が良い傾向にあります。最近は、毎月分配型と同じシリーズで「年1回決算型」や「年2回決算型」が展開されていますので、定期的な分配ニーズのない方はこうした決算回数の少ないファンドも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。