ZRX1200 DAEG 中古車相場観と購入時に注意するべき点とは

リリースしてから6年が経過していますが、根強い人気があるZRX1200 DAEG。中古車の相場観と購入時に注意すべき点をカワサキ専門のバイクショップで聞いてきました。ツーリング用途で購入されている車両が多く、中古市場に出てくる車両は1回のツーリング距離が300~400km、年間20000kmとそれなりに距離を走っている車両が大半で、走行距離が少ないものを手に入れるのは困難であると言えます。

裏を返せば、極端に走行距離が短い、かつETCが付いている車両は疑ってかかった方がいいようです。だいたいETCが装着されている場所は、メーターの脇やシート下が多いので、現車を確認するときにあわせて見ておきましょう。安心して購入できる車両価格のボーダーラインは100万円。下回る場合は走行距離が長いなどのマイナスポイントが何かしらあると思われます。

また、カワサキ正規販売店特別仕様車については、装備がスタンダードモデルよりよく、人気のカラーに加え流通台数が決まっているため、プレミア感が満点です。新車の定価以上の車体価格になっているものもあるとのこと。

車体で注意してみておきたいところは以下のとおりです。


◆フロントフォークのサビ、フォークシールなどのゴム部品の劣化

フロントフォーク

フロントフォークの錆、フォークシールなどのゴム部品の劣化は目視できる良い素材


◆事故などによる転倒の有無

転倒

赤く囲った部分の隙間が左右で異なるのは、転倒している証拠

カウル

赤く塗られている部分に隙間が出来ているのは、転倒してカウルが歪んでしまっている証拠


フロントタイヤ

正面から見て、タイヤの向きやフロントフォークとの隙間を確認する。左右非対称なら、何かしら衝撃を受けている証拠です

 

サイドカウル

フレームとカウルの継ぎ目の隙間に違和感がある場合、転倒歴がある可能性が高い

継ぎ目

カウルの継ぎ目が見えるものも、転倒の可能性があるためチェックしましょう

ラジエター

ラジエターコアのヒダが捲れていたり変形していないかもチェックしましょう

 

比較的ツーリング要素が強いネイキッドモデルですが、スポーツ走行も視野に入れて設計されているモデルがあります。このZRX1200 DAEGもそのひとつです。車格のわりに軽量なのもダエグの魅力で、ツーリング以外にサーキットで走らせているユーザーも少なくありません。

【ツアラーユースでの良い点】
  • シート下のスペースがカワサキ車の中でNo.1(カッパを常に入れておける)
  • 積載能力が高い(荷掛けフック標準装備)
  • シートが柔らかい(お尻が痛くなりにくい)
【サーキットユースでの良い点】
  • タイヤの種類が豊富

  • カスタムパーツが現行カワサキ車の中でNo.1

なるべく良い状態のZRX1200 DAEGを手に入れるには?

街乗りからサーキットまで幅広い用途で楽しめて、何より日本で乗るために作られたと言っても過言ではないモデル、それがZRX1200 DAEGです。ツーリング用途がメインのせいか、走行距離は比較的長いものが多いため、優良中古車を探すのであれば、カワサキ専門店で探してもらう方が確実です。カワサキ専門店であれば、走行距離が伸びていてもメンテナンスをショップに任せているユーザーが大半のため、いい状態を維持していることが多いのです。

いい車両を探すというより、いい専門店で車両を探してもらう方が、ZRX1200 DAEGの優良中古車に巡り会える確立が格段に上がることでしょう。

取材協力

モーターハウスアサノ

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