流行の八方咲き花火の最新版
もはや流行というより定番になりつつある八方咲き花火ですが、それでも年々様々な種類の八方咲き花火が登場しています。今回ご紹介する八方咲きの花火はこちら。
流行の八方咲きで、あの「大ヒットアニメ映画」をイメージした氷の結晶をイメージした花火です。こういった八方咲き系は本当に近年増えてきており、全国の花火屋さんのオリジナル性が楽しめるのも特徴的です。
続いても同じ八方咲き系からご紹介!
こちらは画像で見て分かる通りに花火の色が何色にも変化します。実際に目で見ている時は、はっきりと色が覚えられる程ゆっくりと変化する訳ではありませんが、キラキラと色がきらびやかな印象で、視覚的にとても綺麗な花火でした。
続いて最新の千輪花火
こちらは千輪(せんりん)タイプの花火で、上空で一斉に小さな花が開く様は歓声に包まれることが多い人気の花火です。芯となる椰子の花が開いた後、一斉に咲く小花は、紫色からパステル点滅へと変化していきます。以前は単色での千輪が多かったですが、近年はこういった手の込んだ花火が増えてきています。ただ花火大会の雰囲気を味わうのでは勿体ない。じっくり観察してこそ、日本の花火の奥深さが楽しめると思わせてくれる花火です。
2015年も健在!時差式系花火
まず時差式花火について説明します。時差式とは、花火が開いた後に時間差で花火火薬を変化させる技法です。時間差で色を変化させながら開くので、玉名の通り「イルミネーション」のような花火です。昨年全国各地で見られたこの花火は、今年も健在でまだまだ話題となっている花火と言えます。
続いて紹介するのも時差式系花火ですが、正確にはマジック花火と時差式の組み合わせ!
(マジック花火とは一度発光した花火が消えてまた発光する、といった過程のある花火)
こちらの画像では分かりにくいかもしれませんが、開いていく過程で不規則に消えて、また発色を繰り返し、最後に緑に発光して消えるマジック花火。かなり激しく、動きが楽しげな花火です。テンポの早い音楽と合わせて上がると、凄く映える花火だと思います。
そして最後は世界が驚愕した最新花火!
分かりますか!?
こちらは開いた瞬間はピンク色。そして→レモン→水色!と変化していくのです!そして、次の瞬間まさかの花火が四分割に色変化してさらに時差式で回転しながら消えていく、とんでもない花火です。
ここまで言葉で説明しても伝わりにくいのが最新花火の難しいところ。ただSNS等で海外からの反響が大きく、海外の花火業界でも既に話題となっており、現時点で日本の最先端花火と言える事は間違いありません。
一方、向きによっては見え方が全く異なってしまう欠点もありますが、それでも一度見れば記憶に残る。そんな2015年最新と言える花火のご紹介でした。
是非この夏も花火大会へ沢山行って良く花火観察してみてください。今まで見た事もないような花火にきっと出会えますよ。
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写真・テキスト 井上真也
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