「趣味部屋」や「離れ」として使いたい楽しい小屋
YADOKARIスモールハウス「INSPIRATION」イメージ図
自分の趣味部屋や離れが欲しいと思われている方にはうってつけのフェスティバル。セルフビルドできるものもありますから、ぜひ参考にしたいところです。
16棟の小屋から気になるものをいくつかピックアップしてみました。
■HANDS WORK BOOTH ver.2
8角形のドーム型小屋のイメージ図
じゃぱみのこやの外観イメージ図
五角形ミニドームは真ん中に薪ストーブを設置できる構造
ラーメン構造によるフレームがベースとなり連結して広い空間もできるフリーブースイメージ図
こちらは地元の山から出た間伐材を用いた集成材で作った9.9平米の小屋。ですがトイレや浴室、台所などを備えた生活可能なスペース。建築キット化しているとのことです(山匠)
そのほかにもいろいろな建築会社や工房が工夫をこらしたミニマムな空間が販売価格付きで展示されますから、その場で購入も可能です。
ワークショップで1日1棟の小屋をつくる
今回の小屋フェスの新しい試みのひとつが小屋づくりのワークショップ。9日間の期間中、毎日「ライブ小屋ビルディングワークショップ」が開催されます。10:30~14:30の4時間(予定)のワークショップで、朝集まった10名の参加者がどんな小屋をつくるかを相談。プランが決まったところで、地元の間伐材、木材、古トタンなどを使って小屋を建てます。もちろんサポーターがいますので、初心者でもど素人でも大丈夫。その時の場の空気や参加者のアイデアによって、できあがる小屋は毎日違ってくるというスリリングなもの。ゼロから造る小屋は、生木を番線で結ぶもっともプリミティブな方法をベースに作ります
申し込みはこちらから
「小屋フェス」の概要は以下の通り
開催日:2015年7月25日~8月2日
時間:10:30~17:30
場所:長野県茅野市の尖石遺跡周辺
主催:SuMiKa
共催:茅野市、蓼科塾、茅野市観光協会、茅野商工会議所、楽園信州ちの
別荘地での小屋設置にあたって注意しておきたいこと
小屋の建設にあたっては自治体により規制されている場合がありますので、事前に別荘地の管理事務所または自治体に確認しておきましょう。ちなみに茅野市の場合、条例により別荘地では1区画1棟のみの建築可能となっています。そうする広い土地であっても原則、別荘地と同一区画内に小屋を建てることはできません。ただし、物置や車庫などとして利用される小屋は、用途上不可分の建築物として建てることができます。自治体によって異なりますので、小屋が建てられるかどうかチェックすることが必要です。
小屋フェスの期間中、地元のおいしい野菜や音楽ライブも開催される予定。また茅野市での田舎暮らしをお考えの方に、茅野市、蓼科塾が共催。移住の相談もできるブースもできるそうです。
会場は蓼科や白樺湖に近い場所ですから、夏休みに別荘を探しがてら参加してみるのはいかがでしょうか?