7月24日(金)スタート
『民王』
テレビ朝日系金曜23:15~原作:池井戸潤
脚本:西荻弓絵
監督:木村ひさし、本橋圭太
チーフプロデューサー:大川武宏
プロデューサー:飯田爽、菊池誠、神山明子
主題歌:miwa「ストレスフリー」
出演:遠藤憲一、菅田将暉、本仮屋ユイカ、知英、原金太郎、池谷のぶえ、峯村リエ、山内圭哉、六角精児、高橋一生、金田明夫、草刈正雄、西田敏行
「低支持率の民政党の危機の中、総裁選に立候補した武藤泰山(遠藤)は民政党のドン・城山和彦(西田)の力を借り総理大臣の座を手にする。泰山の心配はふらふらしている息子の翔(菅田)。しかし、なぜか泰山と翔は入れ替わってしまう。官房長官の狩屋(金田)と秘書の貝原(高橋)には事情を理解させるが、中身は翔の泰山は職務をまっとうできるのか?」
『半沢直樹』以降、大人気の池井戸作品。『ルーズヴェルト・ゲーム』『ようこそ、わが家へ』、第2シーズン放送中の『花咲舞が黙ってない』と結果を出しています。今回は入れ替わり要素を加えた池井戸作品としては異色作ですが、これも結果を出してくれることでしょう。
ところで遠藤憲一・菅田将暉はNHKで放送中の『ちゃんぽん食べたか』でも父子役。めずらしい事例です。『ちゃんぽん食べたか』が先にあって『民王』の主演に遠藤憲一が決まり、それなら息子は菅田将暉に、という順番なんでしょうか。
終盤戦まとめ
夏ドラマ終盤戦、混戦ですがもっとも手堅いのは『民王』でしょう。企画的には21時、22時台で放送してもおかしくない内容です。対抗は『恋仲』、若手のキラキラしたメンバーのよさをうまく引き出せれば。『最強のふたり』と『僕らプレイボーイズ』の熟年刑事・探偵ものは続編ができるぐらいのヒットを期待したいところです。