2015年7月のスケジュール
まいど、相場の福の神こと藤本です。相場を半歩先読みするためには、まず必要なのは今後何が起こる予定なのか、スケジュールを把握することです。今回は2015年7月のスケジュールを福の神流に解説いたしましょう。初旬・中旬・下旬の3つに分けて、ご紹介。重要度の★は、藤本の独断で最高三ツ星の評価をしています。7月のチェックポイント
7月は、日経平均株価の月足ベースでの勝率(月足陽線=勝ち)が過去25年間で10勝15敗(勝率40.0%)と下落の可能性の高い月です。JASDAQ指数も、10勝15敗(勝率40.0%)と負け越しです。大型株も中・小型株も下落の可能性が高い月と言えるでしょう。初旬
前半の注目ポイントは、6月の株式市場に大きな影響のあったギリシャ問題の行く末です。5日に行われたEUの緊縮財政策を受け入れるかの是非を問う国民投票では、「否決」されたため、ユーロ離脱を含め、行き先が更に混沌となっています。1日(水)
★ 日本 百貨店売上高(6月 速報)
★ 米国 ADP雇用レポート
★ 米国 ISM製造業景況指数(6月)
2日(木)
★★★ 米国 雇用統計(6月)
3日(金)
★ 中国 HSBCサービス業PMI
★ 米国 休場(独立記念日代休)
4日(土)
5日(日)
★★★ 欧州 ギリシャ:EUの緊縮財政策を受け入れるかの是非を問う国民投票
6日(月)
★ 日本 日銀支店長会議・黒田日銀総裁挨拶
★ 日本 景気動向指数(5月・速報)
★ 米国 ISM非製造業景気指数
7日(火)
★ 日本 富士山マガジンサービス(3138)新規上場 マザーズ
★ 米国 貿易収支(5月)
8日(水)
★ 日本 景気ウォッチャー調査(6月)
★ 日本 クレステック(7812)新規上場 ジャスダック
★ 米国 FOMC議事録(6月分)
9日(木)
★ 日本 工作機械受注(6月 速報)
★ 米国 新規失業保険申請件数
10日(金)
★ 日本 平山(7781)新規上場 ジャスダック
中旬
中旬で注目されるのは14日・15日の日銀金融政策決定会合の金融政策発表です。可能性としては非常に低いですが、日本で更なる追加緩和などのサプライズ施策が登場すると、株式市場に大きな影響が生じます。11日(土)
12日(日)
13日(月)
★ 欧州 ギリシャ:国際通貨基金(IMF)に対する約4億5000万ユーロの返済期限
14日(火)
★★ 日本 日銀金融政策決定会合(~15日)
★ 欧州 ZEW景況指数(7月)
★ 米国 小売売上高(6月)
15日(水)
★★ 日本 日銀金融政策決定会合2日目・黒田日銀総裁記者会見
★ 日本 展望レポートの中間評価
★ 中国 GDP(4~6月期)
★ 米国 FRBイエレン議長議会証言
16日(木)
★ 日本 アイリッジ(3917)新規上場 マザーズ
★★ 欧州 ECB理事会・ドラギ総裁記者会見
17日(金)
★ 米国 住宅着工件数・建設許可件数(6月)
★ 米国 ミシガン大消費者信頼感指数(7月)
18日(土)
19日(日)
20日(月)
★ 日本 休場(海の日)
★ 欧州 ギリシャ:ECBが保有する約35億ユーロのギリシャ国債の償還日
下旬
下旬で注目されるのは28日・29日のFOMCの金融政策発表です。可能性としては非常に低いですが、利上げなどのサプライズ施策が登場すると、株式市場に大きな影響が生じます。21日(火)
★ 日本 日銀金融政策決定会合要旨(6月18~19日開催分)
22日(水)
★ 日本 訪日外国人旅行者数(6月)
★★ 日本 3月末決算の主要企業の第一四半期決算発表が本格スタート
★ 米国 中古住宅販売(6月)
23日(木)
★ 欧州 ユーロ圏消費者信頼感指数(6月)
24日(金)
★ 日本 トヨタが新型株「第一回AA型種類株」を発行
★ 中国 HSBC製造業PMI(7月)
★ 欧州 ユーロ圏製造業PMI・サービス業PMI(7月)
★ 米国 新築住宅販売件数(6月)
25日(土)
26日(日)
27日(月)
★ 欧州 ドイツ:IFO景況指数
28日(火)
★★ 米国 FOMC1日目(~29日)
29日(水)
★ 日本 デクセルアリズ(4980)新規上場 東証1部or2部
★ 日本 ジャパン・シニアリビング投資法人(3460)新規上場 東証REIT市場
★★ 米国 FOM0C2日目
30日(木)
★ 日本 鉱工業生産指数(6月)
★ 日本 イトクロ(6049)新規上場 マザーズ
★ 欧州 ユーロ圏景況感指数・消費者信頼感指数(7月)
31日(金)
★ 日本 有効求人倍率・完全失業率(6月)
★ 日本 住宅着工件数・建設工事受注(6月)
★★ ---- 国際オリンピック委員会(IOC)総会 2022年冬季五輪の開催地を決定
最後に
7月に予定されているスケジュールをキチンとチェックして、半歩先読みを行ってください!!*本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
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