都合が良いだけの相手などいない
パートナーがいても、分かり合えないこともある
「パートナーがいたら人生がずっとバラ色だ」と思えるほど、何から何まで都合の良い相手など、この世には存在しません。
相手には相手の好みがあり、習慣があり、人生があります。その分、一緒にいるときは相手に合わせるために、自分らしさを押し殺したり、自由を奪われたりすることだってあるのです。
そんなとき、不幸の数ばかり数えてしまう人は、きっとこう思うはずです。
「あーあ、独身の時はよかったー!」と。
つまり、いつも不満なことばかりに意識を向けてしまう人は、独身でいても、結婚しても、幸せにはなれないのです。だから、もし結婚したときに幸せになりたければ、まずは「独身でも幸せを感じられるような人」になることが重要なのです。
当たり前の幸せなど、この世には1つもありません。
さらに、“幸せだけがある状態”というのもありません。何かを得れば、必ず何かを失うものなのです。
だったら、今、1人の時間がある人は、独身ならではの幸せを改めて噛みしめてはどうでしょうか?
実は1人でいることは悪いことばかりではありません。人は1人の時間があるからこそ、自分と向き合えたり、自分を取り戻せたりするからです。1人の時間があることに対して、むやみに孤独を感じるだけではなく、大切な時間を与えられていることを実感しましょう。
また、多くの人が孤独を感じたり、不安感に襲われたりしまうときには、ある環境の傾向があります。それを次のページで紹介します。