2/2 プリンスホテルのノウハウが活かされた西武ドーム [埼玉の観光・旅行] All About

ダグアウトテラスで野球観戦つきの宴会を企画

ファーストクラスに手が届かなければ、ダグアウトの上部席に目を移してみましょう。ダグアウトテラスには大きなテーブルの周りに座席が並び、まるで居酒屋の個室のようです。野球好きの仲間が数人集まれば、野球観戦つきの宴会を企画することができます。試合開始前に場外、場内のショップから食料を調達すれば、盛り上がること間違いなしです。他にもパーティーテラス、ふらっとリビングのコーナーがあり、少し異なった雰囲気も演出できます。テラス席にはプリンスホテルの客室プランが活かされているのが特徴的です。

居酒屋の個室のようなダグアウトテラス

ダグアウトテラスから見るグランド

キャンプ気分を楽しんだ後は一致団結してライオンズに熱い声援

飲食は二の次、ライオンズの選手に熱い声援を送りたい人は、やはり外野席です。西武ドームでは、レフト側がライオンズ、ライト側がビジターチームの応援席になっています。外野席は人工芝が敷きつめられただけのエリアで、芝の上にシートを敷けばキャンプ気分です。屋根の下には周囲の狭山丘陵の緑が広がるため、野球場にいることを忘れてしまいそうです。

ただ、キャンプ気分に浸れるのは試合開始前で、試合が始まれば熱気に包まれます。ライオンズの攻撃のタイミングにシートに座っている人を見かけることはありません。

2015年5月29日のセパ交流戦でライトスタンドを埋め尽くす阪神ファン

試合開始前はキャンプ場のような外野席

ライオンズが攻撃しているときには全員総立ちとなるレフトスタンド

7回裏のライオンズ攻撃開始時に舞い上がるジェット風船

ライオンズ選手がプロデュースする個性的な弁当

ユニークな座席構成ばかりでなく、グルメにも定評があります。中でもライオンズの各選手がプロデュースする弁当が好評です。「おかわり君」の愛称で親しまれる中村選手の「剛也の満腹弁当」は、出身地の大阪の名物「たこ焼き」や「とん平焼き」、「ねぎ焼き」のほかに肉、魚の料理が加わり、ご飯は280gでボリューム満点です。「秋山ガンバレ！弁当」には、秋山選手の好物がぎっしりです。他の選手もバットコントロールに負けないテクニックをランチボックスに展開しています。