テニスの聖地、ウィンブルドンで熱戦を感じる

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ウィンブルドンの入口すぐの銅像

錦織圭選手の大活躍で、日本でのテニス人気はうなぎ上りの印象です。プロテニスの世界4大大会(グランドスラム)といえば、全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドンそして全米オープン。中でも英ウィンブルドンはテニスの聖地ともよばれ、参加する選手にとっても、特別の場所という意味が強いようです。ウィンブルドンが開催されるのは毎年6~7月の初夏の2週間ですが、開催期間中に行けなかった人でも、グランドスラムの興奮を疑似体験できる場所がウィンブルドン競技場内にあります。それが今回紹介する、ウィンブルドン博物館(&ツアー)です。テニス好きでもそうでなくても、ロンドンのおすすめアトラクションの1つです。

ウィンブルドン博物館の学芸員さんにインタビュー

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広々としたウィンブルドン競技場内

では、早速中に入ってみましょう。今回、特別に博物館の学芸員であるゴッドフリーさんに直接お話を聞く事が出来ました。

ガイド:博物館はどんな場所ですか?

ゴッドフリーさん(以下、敬称略):ここは、ウィンブルドンに興味のある人にとってはまさに巡礼の地なんです。テニス選手権は誰でもTVやネットで見ることができますが、この場所に実際来て味わえる感動には到底及びません。もし大会期間中に来られるのであればそれが一番ですが、それが叶わない方々のために、ウィンブルドン博物館は年間を通して、ウィンブルドンの顔としての役割を果たしています。大会期間中はチケットを持っている人しか入れませんが、それ以外であれば年中、誰でもウェルカムです。ウィンブルドンの雰囲気を十分に体験してもらえる場所です。

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インタビューに応じてくださった学芸員のゴッドフリーさん


ガイド:訪問におすすめの時期はありますか?

ゴッドフリー:世界中から観光客がいらっしゃいます。連日賑わっていますよ。年間入場者数は約8万人です。いつ来ても楽しんでいただけますが、特におすすめの時期は8月です。多くの観光客がこの時期にいらっしゃいます。理由は、大会直後に新しい展示物が追加されるからです。その年の大会に関連するグッズを集めて展示するのです。例えば、新チャンピオンが実際着用したウェアや備品の数々は目玉展示品ですよ。ジョコビッチやクビトバのウェア、また、ファンからのメッセージかたくさん書かれた、アンディ・マリーのラケットバックもありますよ。大会期間中は毎年充実した素晴らしい2週間になりますが、大会が終わっても私の仕事は終わりません。すぐに展示物の準備にとりかかりますからね。

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ウィンブルドン博物館の入口


ガイド:錦織圭選手が今後、大会のチャンピオンになって、その展示物が見てみたいな……。ちなみにゴッドフリーさんの好きな選手は?

ゴッドフリー:えっと、そうですね、いるにはいますが、私の立場上秘密です。私はすべての選手に公平であるように心がけているんです。ミュージアムとしても、できるだけ多くの選手の品々を展示するようにしています。