20代~40代の一人暮らしで、貯蓄1000万円以上の割合は?

前回の記事「一人暮らしの平均貯蓄額は774万円!?」で、一人暮らしの人の平均貯蓄額と、貯蓄の“中央値”についてお伝えしました。では、「1000万円以上貯蓄がある人」は、いったいどれくらいの割合なのでしょうか。(正しくは「金融資産保有額」ですが、当記事ではまとめて「貯蓄」と表記します。また、例えば来月のカード引き落とし代など、日常的に使うために一時的に貯めているお金ではなく、将来のために備えている貯蓄や運用のためのお金をここでは「貯蓄」とします)。
 
友達には聞きにくい貯蓄の話。一人暮らしのみんなはどれくらい貯めている?

友達には聞きにくい貯蓄の話。一人暮らしのみんなはどれくらい貯めている?



金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査【単身世帯調査】」(2018年)によると、「単身者」全体のうち、1000万円以上貯蓄がある人はなんと18.3%もいるという結果が出ています。「10人に2人くらいいるの?」と驚いたかもしれませんが、これは50代、60代の人も含まれているのでご安心ください。

今回は20代~40代の人に絞って、一人暮らし(単身者)で1000万円以上貯蓄の人がどれくらいの割合かを、年収別に紹介します。(データをもとに、ガイドが再計算しています)。
 

「20代の単身者」で貯蓄1000万円以上の人の割合は?

・年収300万円未満……0%
・年収300~500万円未満……2.8%
・年収500~750万円未満……16.7%

・年収750~1000万円未満……(全体の回答者10人未満のため除外)
・年収1000~1200万円未満……(同上)
・年収1200万円以上……(同上)

20代の一人暮らしで1000万円以上貯蓄がある人は、年収300~500万円未満の人では100人に2、3人の割合、年収500~750万円未満の人では15%以上という結果が出ています。もちろん、“20代”といっても、22歳と29歳とでは貯蓄に大きな開きがありますが、「20代の一人暮らしで、1000万円以上貯めている人が意外といる」という事実に、刺激を受けるのではないでしょうか。
 

「30代の単身者」で貯蓄1000万円以上の人の割合は?

・年収300万円未満……1.0%
・年収300~500万円未満……19.6%
・年収500~750万円未満……26.6%

・年収750~1000万円未満……(全体の回答者10人未満のため除外)
・年収1000~1200万円未満……(同上)
・年収1200万円以上……(同上)

30代の一人暮らしでは、年収300~500万円未満の人では2割近くが、年収500~750万円の人ではおよそ4人に1人が、1000万円以上貯蓄があると答えています。1000万円以上貯めている人は、あなたのまわりに実は密かにたくさんいるかもしれません!
 

「40代の単身者」で貯蓄1000万円以上の人の割合は?

・年収300万円未満……4.9%
・年収300~500万円未満……14.0%
・年収500~750万円未満……45.8%

年収750~1000万円未満……71.4%
・年収1000~1200万円未満……(全体の回答者10人未満のため除外)
・年収1200万円以上……(同上)

40代の一人暮らしでは、年収300~500万円未満の人では約15%が、年収500~750万円未満の人では半数が、年収750~1000万円未満の人では7割ほどが、1000万円以上の貯蓄があると答えています。「40代の年収500~750万円の一人暮らしの人のうち、2人に1人!」というのは大きな割合ですよね。

以上、一人暮らしで1000万円以上の貯蓄がある人のデータをお伝えしましたが、これらはあくまでもデータです。「みんなこんなに貯めている…どうしよう」と焦るのではなく、参考としてご覧ください。これから貯蓄をがんばりたいと思っている人は、ぜひいい刺激として受け取っていただけたらと思います!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。